デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
LANe200NA(英語 / English language education 200)テクニカルライティング XTechnical Writing in English
大友 敬三Keizo OHTOMO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | B3014 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 外国語科目 英語 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
With growing globalization, worldwide communication skills in English have become more important for most Japanese. This subject will cultivate elementary skills for developing concise, clear and correct English through analysis and exercises on practical technical English. As a result, registered students will acquire the ability to handle writing in English which may be required at in their career and beyond.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
グローバル化の進展に伴い,日本人にとっても英語による国際社会に向けた情報発信スキル,特に「書く英語」の重要性が増している.本科目では,技術系業務で必要となる技術英文作成技術(テクニカルライティング)修得に役立つよう,技術英語の決まりごとや文法事項の分析,英作文演習を通じて,正確・簡潔・明解な英文を書く基礎力を身につける.
到達目標Goal
①技術英語に必須な単語を理解(和→英,英→和)できる.
②主語,動詞,必要な要素で構成する英文を組み立てできる.
③文法項目を理解して英文表現の幅を広げることができる.
④複数文を適切に組み立てできる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち「DP2」「DP5」、都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち「DP4」「DP5」、システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・指定教科書に基づく解説については,パワーポイントスライドを使用する.
・指定教科書を使い,Stage1(基本的な英文の組み立て)⇒Stage 2(英文表現の幅の広げ方)⇒Stage 3(長文・複数文の組み立て)の順で,正確,簡潔,明確に英作するためのポイントを例文を交えて解説する.
・英作練習のため,授業中には学生に簡単な口頭発表を求める.
・毎回の授業では,技術英語の単語や英作に関する理解度の定着を図るための小テストを課す.
・小テストについては,学習支援システムのテスト機能または課題機能を使う予定とする.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
・シラバスに基づき,授業計画,授業運営方法,評価方法等を把握する.また,技術英文作成に必要となる3C(Correct:正確に書く,Clear:明確に書く,Concise:簡潔に書く)を理解する.
・実例演習(小テスト)
第2回[対面/face to face]:SVO
・主語が動作や無生物の場合のSVO文の組み立てを学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第3回[対面/face to face]:SV とSVC
・主語と動詞だけで構成されるSV文ならびにbe動詞を使うSVC文の組み立てを学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第4回[対面/face to face]:remain 等のSVC と万能動詞
・簡潔で明確な動詞を使うSVC文ならびに簡潔で便利な動詞を使うSVO文の組み立てを学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第5回[対面/face to face]:効果的・具体的な他動詞,便利な他動詞
・SVO文を作る上で効果的な動詞ならびに「~を可能にする」「~を許可する」「~を引き起こす」等の便利な動詞を使うSVO文の組み立てを学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第6回[対面/face to face]:時制と受け身
・英語の時制を明確に表す動詞変化ならびに受け身文(受働態)の効果的な使い方を学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第7回[対面/face to face]:数・冠詞と助動詞
・英語の細かいニュアンスを表す前置詞ならびに助動詞を使う英文表現を学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第8回[対面/face to face]:命令形と前置詞
・具体的な動作を表す動詞を使う命令形ならびに複数の語を関係づける前置詞を使う英文表現を学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第9回[対面/face to face]:分詞と関係代名詞
・形容詞の役割,文全体に説明を加える分詞・分詞構文,ならびに2つの文の共通部分を関係づける関係代名詞を使う英文表現を学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第10回[対面/face to face]:to 不定詞と副詞
・未来志向の to 不定詞ならびに動詞や文全体にニュアンスを加える副詞を使う英文表現を学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第11回[対面/face to face]:比較と略語・句読点
・形容詞や副詞の比較級を使う英文表現ならびに英文を読みやすくする略語・句読点の使い方を学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第12回[対面/face to face]:複文構造と文の接続
・接続詞(等位接続詞,従属接続詞)を使う複文の組み立てを学ぶ.
・実例演習(小テスト)
第13回[対面/face to face]:技術英文作成のポイント
・これまでに学んだ技術英語作成におけるポイントを振り返る.
・実例演習(小テスト)
第14回[対面/face to face]:まとめ
・期末試験により,技術英文の組み立てや表現等に関する理解度の定着を確認する.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第2回~第13回授業に共通して,以下の(準備学習),(復習)が必要となります.
(準備学習)
・各回授業に対応する教科書のStageごとの「習得項目」の説明を読んで各回で学ぶ英作のポイントを把握しておきましょう.
・各回授業に対応する教科書のStage ごとの「例文」を自分で英作してみましょう.
・「習得項目」や「例文」で使われている単語のうち必須英単語の意味を確認しましょう.
(復習)
・各回の授業の実例演習(小テスト)で誤った点を教科書等で確認しましょう.
・各回の「習得項目」や「例文」で使われている単語のうち必須英単語暗記しましょう.
・授業で取り上げなかった「例文」について,自分で英作しましょう.
・例文について音声がダウンロードできる.これによりm音声を再生して視聴したり,あるいは口に出して練習して例文を覚えましょう.ダウンロードのサイトは.研究社ホームページ(http://www.kenkyusha.co.jp/)の「音声・各種資料ダウンロード」のサイトから音声データがダウンロードできます.
(学習時間)
・毎回の授業に関する(準備学習)と(復習)に要する学習時間は,それぞれ2時間を標準とします.
テキスト(教科書)Textbooks
・中山裕木子著「技術英文の基本を学ぶ例文300」,2020年10月30日初版,研究社,定価1,800円+税
参考書References
・参考書は特に指定しません.
・研究社ホームページ(http://www.kenkyusha.co.jp/)の「音声・各種資料ダウンロード」にアクセスして指定教科書の300例文の音声をダウンロードして,音声を聞いて口に出して発音する練習が英文作成技術の修得に効果的です.
成績評価の方法と基準Grading criteria
・本授業における到達目標に対し,以下のように平常点と期末試験により到達度を測定(点数化)し,100点満点として総合的に成績評価する(60点以上が合格).平常点と期末試験の配分は,それぞれ40点,60点とする.
(到達目標と評価の対応)
①技術英語に必須な単語を理解(和→英,英→和)できる. → 平常点5点+期末試験10点=小計15点
②主語,動詞,必要な要素で構成する英文を組み立てできる. → 平常点15点+期末試験20点=小計35点
③文法項目を理解して英文表現の幅を広げることができる. → 平常点15点+期末試験20点=小計35点
④複数文を適切に組み立てできる.→平常点5点+期末試験10点=小計15点
・平常点には,小テストと発表等が含まれる.
・期末試験とは,テキストやノートを参照しない筆記試験を指す.
・4回以上欠席した場合は,単位取得不可(評価:D)とする.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・英作については,基本となる文法事項の役割や英文組立てのプロセス等に重点を置いた説明を子心がける.英作の練習について,学生から解答案を発表してもらう等,学生同士や学生と教員との間でコミュニケーションを図る.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・教材配布や小テスト等については,学習支援システムを使うので同システムの操作に充分に慣れておくこと.
・授業中に学習支援システムを使うこともあるので,PC,タブレット,スマートフォン等の機器を携行することが望ましい.
・その他,授業に関わる連絡は学習支援システムを利用する.
その他の重要事項Others
・Xクラス(B3014)を担当する教員(大友)は実務経験教員である.所属機関で電力施設の耐震性評価に関する研究に従事してきた.研究成果を国際会議で口頭発表,あるいは英文論文投稿する過程で技術英文作成の経験を積んできた.このような経験を講義に反映し,履修学生が実務で技術英語を活用することを念頭においた講義にしたい.
・英文法の基礎事項(少なくとも,動詞の単・複数形変化、時制変化)について復習しておくことが望ましい.
・質問等については,授業終了後に教室で,あるいは電子メイルで受付ける.担当教員のメイルアドレス:keizo.ohtomo.td@hosei.ac.jp