デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
MAC100NA(材料化学 / Materials chemistry 100)ケミカルエンジニアリング(2018年度以前入学生)Chemical Engineering
大山 聖一、小林 卓也Seiichi OHYAMA, Takuya KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | B2004 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) | |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this course students will learn basic knowledge on biology and chemistry necessary for solving various problems in design engineering.
【Learning Objectives】
Students will acquire knowledge about the current relationship between humans and nature, including changes in ecosystems caused by human activities, benefits received from living organisms and ecosystems, and the current status of nature and biological conservation activities, as well as understand the basic concepts of chemistry required in design engineering and the role of chemistry in design engineering. In addition, students will deepen their understanding of the possibilities of the design engineering field and acquire the thinking methods necessary to solve familiar problems.
【Learning activities outside of classroom】
Students are required to check the syllabus contents in advance, prepare for the lecture materials to be made available on the class support system, do the exercises in the class, and review the exercises performed. The standard preparation and review time per class is 2 hours each, for a total of 4 hours.
【Grading Criteria /Policy】
The evaluation standard is a maximum of 100 points, with a score of 60 points or higher being considered a passing grade. The final evaluation will be based on the sum of 30% for in-class exercises and 70% for the final exam. Students who are absent more than four times will not receive credit.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
工学的開発を自然との調和の中で実現するために必要な生物に関する基礎的な知識および、デザイン工学における化学的な諸問題に対処する上で必要な基礎知識を習得する。
到達目標Goal
人間活動にともなう生態系の変化、生物や生態系から受けている恩恵、自然・生物保護活動の現状等、現在の人と自然との関係について理解する。また、デザイン工学で必要とされる化学の基礎概念とデザイン工学における化学の役割を理解する。デザイン工学分野の可能性について理解を深めるとともに、身近な課題を解決するために必要な思考方法を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基礎的な知識を獲得するための講義を中心に進める。前半(7回)で生物・生態系、後半(7回)で化学に関する講義を実施する。講義にはPowerPointを使用し、講義資料は授業支援システムで公開する。講義では、適宜、演習問題を実施する(7回程度)とともに、グループ議論や発表等を行うことにより理解を深める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[未定/undecided]:生命の成立、細胞、個体
生命の成立とそれを維持するためのエネルギーや物質の流れについて理解するとともに、生物の個体の成り立ちについて理解する。
・生命と分子
・代謝
・細胞-組織-器官 など
2[未定/undecided]:個体群と生態系
生物と生物との間に成立する関係ならびに生態系の構造と役割について理解する。
・様々な個体群
・生態系の本質 など
3[未定/undecided]:環境と生物の反応
環境と動物・植物の反応との関係について理解する。
・反応メカニズム
・特徴的な反応
・動物と植物の違い など
4[未定/undecided]:生物多様性
生物多様性の概念と維持のための課題について理解する。
・遺伝子と形質
・生物多様性の意味
・国際動向 など
5[未定/undecided]:生物の機能とその利用
生物の能力や機能の利用例について概観するとともに、その重要性を理解する。
6[未定/undecided]:生物圏と人間活動
気候変動を始めとする生物圏に対する人間活動の影響についてその概要を理解するとともに、デザイン工学の可能性について考える。
7[未定/undecided]:生物・生態系を知るための技術
生物・生態系の状態や変化を知るために利用される観測技術や調査手法について理解する。
8[未定/undecided]:原子の構造、物質量と化学反応式
原子構造、物質の種類と構造、元素・単体・化合物について学ぶ。原子量・分子量・式量の概念と化学反応式との量的関係、物質の状態変化、物質収支について学ぶ。
9[未定/undecided]:化学結合
イオン結合、共有結合、金属結合の化学結合と物質の関わりについて学ぶ。
10[未定/undecided]:物質の性質(1)気体
気体の性質、気体の法則と状態方程式、理想気体と実在気体等について学ぶ。
11[未定/undecided]:物質の性質(2)液体
液体の性質(溶解度、沸点上昇、凝固点降下等)について学ぶ。
12[未定/undecided]:物質の性質(3)固体
結晶構造と固体の性質等について学ぶ。
13[未定/undecided]:反応速度と触媒
化学反応速度と化学平衡、触媒のはたらきについて学ぶ。
14[未定/undecided]:酸・塩基と酸化還元
酸・塩基と酸化還元の概念と反応の実際について学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
シラバス内容の事前確認、授業支援システムで公開する講義資料の予習、授業内での演習問題、実施した演習問題の復習を必要とします。授業1回あたりの準備学習・復習時間は、各2時間、合計4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業支援システムで公開する講義資料(PowerPoint)を中心に進めるため、授業内で教科書は使用しません。講義のテーマによって知識レベルの個人差が大きくなるため、授業計画に沿って作成した資料を、講義の予習や復習用の補足教材として配布する場合があります。
参考書References
「化学入門」東京化学同人 ISBN978-4-8079-0570-6、「化学-基本の考え方を中心に-」東京化学同人 ISBN978-4-8079-0334-4 など。その他、学習に有用な参考書がある場合には開講時に知らせます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価基準は100点満点とし、60点以上を合格とします。成績評価の配点は講義内演習30%、期末試験70%として、それぞれの合計で最終評価とします。欠席4回以上の場合には単位取得を認めません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
個々人が授業参加ができるよう、グループワーク等において議論した結果の発言機会を設けるとともに、授業内で実施するアンケートに基づき授業テーマに関連した最新知見の紹介を行います。また、希望があった場合には、補講日等を利用して、成績評価対象としない学習機会を設けます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義にはPowerPointを使用し、同PowerPointを授業支援システムで公開します。また、必要に応じて、予習・復習時に参考となる講義資料を、授業支援システムを利用して配布します。計算演習には関数電卓を使用します。教室のスクリーンが見難い場合があるので、受講時には貸与パソコンを持参することを推奨します。
その他の重要事項Others
現在もエネルギー環境分野の技術開発に従事する研究者が、自身の経験に基づいて、バイオ・ケミカルエンジニアリング(生物、化学、環境)の講義を行います。