デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
BSP100ND(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)導入ゼミナール(SD)Introductory Seminar
佐藤 康三、野々部 宏司、土屋 雅人、安積 伸、山田 泰之、小林 尚登、田中 豊、岩月 正見、竹内 則雄、西岡 靖之Kozo SATO, Koji NONOBE, Masahito TSUCHIYA, Shin AZUMI, Yasuyuki YAMADA, Kobayashi HISATO, Tanaka YUTAKA, Iwatsuki MASAMI, Takeuchi NORIO, Nishioka YASUYUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2330 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
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Outline (in English)
During study at university, the importance of freeing oneself from a passive learning approach, independent investigation and adoption of an active approach to learning cannot be understated. Particularly for technical courses within system design, the independent process of approaching new topics, proposing in turn hypotheses and solutions, and though teamwork improving those ideas to reach a solution is vital for raising new talent. The objective of this course is to acquire necessary skills by learning data investigation methods, logical report writing and presentation skills, and applying independent reasoning, discussion and report summaries to topics while gaining experience in presenting one's point of view. This theme of learning approaches is common to all courses in system design, and the principle which drives an integrated syllabus in this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
大学における学修過程では,知識を受動的に記憶学習するという姿勢から脱却し,自ら調査し,考え,学ぶという能動的な学習の姿勢が重要となる.特にシステムデザイン学科における専門教育では,自ら新たな課題を設定し,その課題に対する仮説や解決策のアイディアを提案し,チームでそれらのアイディアを改善して解決に結び付けるという,課題提案解決型の人材の育成を重視されている.本授業の到達目標は,こうした大学の学修過程で必要となる能動的な学習のため,データ調査の仕方や論理的な文章・レポートの書き方,発表の仕方などのスキルを修得し,与えられた課題に対して,自ら論理的に思考したり,議論したり,その結果をまとめたレポートを作成したり.自分の意見を発表したりできるようになる経験を体感することができる.これは,システムデザイン学科の全ての専門科目の学修態度に共通した基本テーマであり,複合横断型教育を重視する本学科の教育の理念と目標に通じるものとなる.
到達目標Goal
システムデザイン学科としての基礎的な学習方法、資料作成方法、プレゼンテーション方法を習得する.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP13」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
到達目標を達成するため,システムデザイン学科の各専任教員が10人程度の少人数の各クラスに対して,能動的な学習のためのスキルやヒントを提供する.こうしたスキルやヒントを活用し,学生自らが,論理的に思考したり,議論したり,レポートを作成したり,自分の意見を発表したりする演習・実習形式の授業を通し,大学における授業への取り組み方の基本的な姿勢への理解を深めることができる.各回ごとに適宜,担当教員から課題やテーマが与えられ,提出レポートや発表に対して教員から講評が行われる.授業を通して行われる解決策の提案やその積極的な取り組み方が個別に評価される.また大学の学びや施設の利用法,学科の特徴や履修体系など,大学生活をより充実したものとするための導入となる重要な内容が含まれている.なお授業のうち1回は,神宮球場の六大学野球観戦に充てられる予定.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
(授業の教育目標を理解し,説明できるようになること.また,大学における学びのはじまりを体感すること.)
導入ゼミナールについて
大学における学び
デザイン工学部における学び
システムデザイン学科における学び
2:大学生活の基本
(大学の沿革と理念,大学施設の活用方法をはじめ大学生活で重要となる様々な基本事項を理解すること.また,SD学科の科目履修体系を把握すること.)
大学の沿革と理念
施設の利用法
履修に関する基礎事項
ノートパソコンと基本ソフトウェアの使い方と活かし方
3:学習、研究の進め方
(講義系科目や演習実習系科目の特徴と履修方法を理解すること.)
SD学科の授業の特徴
能動的な学習と問題解決提案
人間中心設計の視点
4:大学と課外活動
(法政大学の学生としての自覚や意義を理解し,大学の理念と目的を確認すること.)
六大学野球の観戦と応援
5:マナー講座
(良好な人間関係を築き人としての信頼が得られるビジネスマナーの基本を体験的に理解すること.)
学外での調査や企業・社会との関わりで重要となる人との接し方を学習
6:データ調査の仕方1
(データを収集方法や調査方法,その注意点などを実習を通して理解すること.)
データ調査法の紹介
検索・データベース・引用と整理
調査課題
7:図書館の使い方
(図書館と情報システムによるデータの調査方法をスキルとして会得すること.)
図書館の情報検索システム(OPAC)の紹介と操作
与えられた課題の検索・調査
8:データ調査の仕方2・論理的文章の書き方3
(自らデータを調査収集し,整理できるようになること,論理的な文章が書けるようになること.)
データの収集と分析・評価
9:レポートの書き方1
(工学レポートを書くための基礎事項を理解すること.)
4回~8回までの内容を踏まえ,工学レポートを書くための基礎事項を解説し,例題により論理的な文章を用いたレポート書き方を修得する.
10:レポートの書き方2
(調査結果やデータに基づき,工学レポートが書けるようになること.)
与えられたテーマとデータに,各自で項目やデータを追加調査士,論理的な文章による工学レポートを作成する.
11:プレゼンテーションの仕方1
(自らの考えを発表するための基礎事項と注意点を理解すること.)
自らの考えを相手に説明するために重要となる基礎事項を説明する.
事例を通して,発表の仕方の具体例を説明する.
12:プレゼンテーションの仕方2
(与えられた課題に対して,自らの考えを発表できるようになること.)
自らの考えに沿って,どのようなプレゼンテーションを構成するかを検討する.
発表のための素材と資料を作成する.
13:プレゼンテーションの仕方3
(前回に引き続き,与えられた課題に対して,自らの考えを発表できるようになること.)
各自が決められた時間内で,自らの考えを発表し,全員で質問や討論を行ない,評価・修正を行う.
14:総括と春学期フォローアップ
(システムデザイン学科にて,より豊かで実りある大学生活をおくるための準備ができていること.)
導入ゼミナールで学んだ内容を再確認する.
大学,学部,学科の理念や目的を再確認する.
春学期の大学生活の態度を振り返り,秋学期への能動的な学習へつなげる.
授業アンケートを記入する.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
シラバスの内容を事前に確認する.
大学における学びとデザイン工学部やシステムデザイン学科における学びの意味を各自で復習する.
履修に関する基礎事項を復習し,初年度の履修計画を策定する.
基本ソフトウェアを使用し,簡単な資料を作成する.
履修登録を行う.履修登録の確認と修正をする.
ロジカルライティング教材を各自で実施する.
検索エンジンを利用してデータ検索を行う.
色々なデータの収集・整理方法を復習する.
課題テーマに関連したデータを収集・分析・評価したレポートを作成し,提出する.
プレゼンテーション課題発表のため,各自,パワーポイントを用いた発表素材資料を作成し,発表の準備をする.
1年秋学期や2年次以降の履修計画を作成する.
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
デザイン工学部「履修の手引き」
参考書References
理科系の作文技術,中公新書, 木下 是雄 著
レポートの作り方,中公新書, 江下 雅之 著
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加と取り組み(40%)
積極的な授業への参加と取り組み,能動的な学修態度を評価対象とする.授業終了時の提出課題の記入は必須である.
課題の提出(60%)
授業の進度に合わせ,各担当教員より,レポートやプレゼンテーションなどの課題が宿題として課せられる.授業で学んだことを活かし,自らの能動的な学習成果をレポートやプレゼンテーション資料にまとめ,発表や議論を行い,その結果を評価する.自らの考えを,論理的な構成の文章で表現したり,発表したりできるかどうかが評価の基準である.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本授業は,システムデザイン学科の専任教員全員が分担して担当する科目である.学生各自が課題に積極的に取り組むとともに,科目履修や大学生活全般での疑問をそのままとせず,担当教員に質問することが,大学の授業や大学生活に慣れる近道である.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
配布されたノートPCとインストールソフトウェアを利用する.