キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU200MA(教育学 / Education 200)現代教育思想Modern Educational Thought
岩本 俊一Shunichi IWAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C7192 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y501 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Outline:
In this class we will examine the issues and challenges surrounding education in present-day society using a pedagogical framework.
The purpose of this examination will be to cultivate the students' ability to conceptualize and think from a pedagogical standpoint.
Goal:
The goal is to understand the problems of education in modern society according to the logic of education.
Learning activities outside of classroom:
After the lecture, try to understand the contents.
Grading Criteria /Policy:
Grade only in the final exam.
Emphasis is placed on whether the lecture content is understood accurately.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代社会における教育的諸問題ならびに諸課題を教育の論理に即して分析し、これを通じて教育的なものの見方・考え方ができる力を培うことができるようになることを本講義の概要・目的とする。
到達目標Goal
一億総教育評論家と言われるほどに現代社会に流布する常識的な教育論から脱し、現代社会が抱える教育的諸問題を教育の論理に即して理解する手がかりを得ること、そしてさらにそうした諸問題を教育独自の視点の下に考えることができるようになることを到達目標とする。
The goal is to understand the problems of education in modern society according to the logic of education.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式によって行うことを基本とするが、質疑応答の機会を適宜設ける。課題等を課した場合には、その提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに -本講義の概要とねらい
本講義の到達目標や概要ならびに評価基準について説明する。
第2回[対面/face to face]:序論 -教育的なものの見方と考え方について
教育的なものの見方・考え方とはどのようなことか、またその基礎となる教育の論理とはどのようなことかについて論じる。
第3回[対面/face to face]:教育の思想と教育学
人権思想の発展と教育学の成立について
第4回[対面/face to face]:現代社会における教育の諸問題(1)-「ゆとり教育」と「学力」の問題
あるべき「ゆとり教育」について論じる。
第5回[対面/face to face]:現代社会における教育の諸問題(2) -公教育における道徳教育の問題
近代公教育における世俗性(ライシテ)の原則と道徳教育の可能性について論じる。
第6回[オンライン/online]:現代社会における教育の諸問題(3)-「特別の教科 道徳」の問題
上記5を踏まえ、「特別の教科 道徳」(「道徳」の教科化)の問題について論じる。
第7回[オンライン/online]:現代社会における教育の諸問題(4) -教員養成の問題
教師の「資質」向上をめぐる問題-日本における教員養成政策の変質について論じる。
第8回[オンライン/online]:教育におけるヒューマニズムの探究(1) -近代教育思想の展開
近代教育思想の本質とその史的発展について論じる。
第9回[オンライン/online]:教育におけるヒューマニズムの探究(2) 子どもの発見
ルソーにおける「子どもの発見」の意味について論じる。
第10回[対面/face to face]:教育におけるヒューマニズムの探究(3) ルソーの教育思想の継承と課題
ルソーの教育思想の現代的継承の在り方について論じる。
第11回[対面/face to face]:教育における体罰の問題(1)体罰肯定の思想の問題
体罰肯定論―体罰は教育的情熱の発露である―の本質的問題点について論じる。
第12回[対面/face to face]:教育における体罰の問題(2) 体罰克服の論理
体罰批判の思想を手がかりにして体罰克服の論理を論じる。
第13回[対面/face to face]:本講義を振り返って(質疑応答)
本講義の内容などについて質疑応答を適宜交えてまとめをする。
第14回[対面/face to face]:まとめと試験
授業のまとめと試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の後に内容をまとめるなど、復習を通じて理解を深めること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に使用しない。
参考書References
参考文献については必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末に行われる試験100%で評価する。
平常点は加味しない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
指摘された点については、予測された点も多々あり、可能な限り真摯に改善に努める予定である。
ただし、正反対の意見があるものも散見されるため、その部分については慎重に検討したいと考えている。