キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
FRI200MA(情報学フロンティア / Frontiers of informatics 200)図書館サービス概論Library Services
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7905 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this lesson, you understand the significance and way of thinking of library services and master basic knowledge. We will also learn about practical examples at the library. Library services are conducted not only in public libraries but in all libraries. Understand the challenges of the current library service and consider ways to solve problems by group discussion.
The goal of this class is for students to acquire the following abilities at the end of the class.
Learning Objectives
① You will acquire basic knowledge about the types and contents of library services.
② Through case studies, you will be able to make independent decisions when you become a library service representative in the future.
③ Improve your planning ability as a librarian.
Learning activities outside of classroom
Students should carefully read the relevant pages of the textbooks and reference books. Please use the university libraries and public libraries that are close to you directly, or look at the contents of each library's homepage to deepen your understanding of the good points and issues.
Case studies are important in this subject. The standard preparatory study and review time is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
class participation : 20%
Short reports: 30%
Term-end examination: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
図書館サービスの意義や理念を理解し、図書館における実践事例などについて基本的な知識を習得します。図書館サービスは公共図書館だけのものではなく、全ての館種においてなされるものです。現在の図書館サービスの抱える課題について理解し、グループディスカッションを通じて、問題解決への方策を検討します。
到達目標Goal
この授業では,終了時に学生が以下の能力を身につけていることを目標とします。
①図書館サービスの種類や内容などについて、基礎知識が身につくようになります。
②事例研究を通じて、将来、図書館のサービス担当者となった際に、主体的な判断ができるようになります。
③司書としての企画立案能力を高めます。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
シラバス執筆時点では、教室での対面授業を仮定しています。講義形式の進行予定です。更にグループごとのディスカッションやリアクションペーパーのコメントを取り上げながら授業を進めます。常に「自分が担当者であったならば、どうする?」というディスカッションを行います。
リアクションペーパーについては、毎回、配布します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
図書館サービスの考え方と構造
ガイダンス(授業の概要、進め方)
図書館サービスの概要や位置づけ、理念について学びます。
第2回[対面/face to face]:図書館サービスの変遷
「司書および司書補の職務内容」にみる図書館サービス、図書館サービスの時代による変遷などを学びます。
第3回[対面/face to face]:資料提供サービスの基本
資料提供サービスの変遷、要求に応えるサービスについて
第4回[対面/face to face]:図書館の機能と図書館サービス
図書館の機能と図書館サーブストの関連、情報提供の形態などについて学びます
第5回[対面/face to face]:図書館サービスの連携・協力
図書館ネット―ワークの形態、図書館サービスにおける連携や協力の事例について取り上げます
第6回[対面/face to face]:課題解決支援サービス
課題解決支援サービスの意義と多様化、実践例を取り上げます
第7回[対面/face to face]:障がい者サービス
障害者サービスとはなにか、障害者サービスを積極的に実施している図書館の事例を参考に、学びます。
第8回[オンライン/online]:高齢者サービス
超高齢社会における図書館の高齢者サービスについて、実践事例をもとに学習します
第9回[オンライン/online]:図書館サービスと著作権
図書館と著作権との関り、権利制限規定などについて、実例をもとに考えます。
第10回[オンライン/online]:多文化サービス
多文化サービスやアルトリーチサービスについて、学習します。
第11回[オンライン/online]:コミュニティサービス
コミュニティサービスとは何か、実例を踏まえて学習します
第12回[オンライン/online]:集会・文化活動
集会文化活動その歴史と意義について学びます。
講演会・フォーラム・講座・ワークショップ
児童文学講座・読書ボランティア講座・フォーラム、読書会・講演会・展示会・コンサート・映画会・その他の活動について
第13回[オンライン/online]:利用者に対する接遇・コミュニケーション・広報
利用者に対する接遇について、その注意点を中心に学びます
第14回[対面/face to face]:試験・まとめと解説
まとめと解説を行います
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講生は、テキスト及び参考書の関連するページを熟読してください。身近な大学図書館や公共図書館を直接利用したり、各図書館のホームページのコンテンツを見て、よい点や課題について理解を深めるようにしてください。
この科目では、事例研究が重要です。準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
(1) 平井 歩実, 二村 健. 図書館サービス概論. 学文社, 2018, 124pp.
参考書References
吉井潤.事例から学ぶ図書館サービス概論.青弓社, 2022 ISBN978-4787200792
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(20%) レポート課題 (30%) 期末試験等(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実際の図書館における事例紹介は授業の理解を促しました。今年度も実例をあげながら講義を進めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン
司書課程授業支援システム「Hulic」を用いて、資料の配布、レポート提出を行います。
その他の重要事項Others
対面授業の実施が困難となった場合には、授業内容に変更が生じます。各自、学習支援システム等からのお知らせに注意してください。