キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
FRI200MA(情報学フロンティア / Frontiers of informatics 200)図書館演習Seminar on Library Science
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7902 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
The outline of the lesson is as follows.
1. We will aim for improvement of information literacy
2. We aim to improve the skill of information retrieval.
3. We will make a comprehensive learning opportunity for libraries.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the following:
Achievement goals for the spring semester
・ Acquire skills to efficiently search information using various databases and tools. As a result, you will be able to pass the searcher level 3.
Achievement goals for the fall semester
・ You will be able to create a pathfinder that can withstand practical use.
・ Through a field trip to the library, you can deepen your understanding of the actual situation of the library.
・ By learning deeply about special libraries, university libraries, and database providers, you will be able to understand what the information profession is. Through learning, you will increase your employability as a librarian.
Learning activities outside of classroom
To take this course, you will need to visit the library and conduct a survey.
① In our class, we plan to visit the National Diet Library, Musashino Place, and the Ohara Institute for Social Research during the summer holidays.
② Visiting tasks for the 23rd Library Fair & Forum are essential. (The above is scheduled as of the end of January)
③ The goal of this subject is to take and pass the search test level 3 (searcher level 3). <= This is strongly related to the content of the lesson. https://www.infosta.or.jp/kensaku-kentei/
④ You need to be always interested in special libraries, university libraries and information centers.
The standard preparatory study / review time for this class is 4 hours.
Grading Criteria /Policy
Term-end assignment (60%)
Normal point (40%)
* The assignments include passing the search test level 3 (searcher level 3). and a fraction of in-class contribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
当科目は、図書館司書課程における基礎的内容を理解した上で履修することを想定しており、履修登録に際しては,【その他の重要事項】を必ず確認してください。前年度までに修得しておくことが望ましい望ましい科目もあります。(四年生、大学院生、通信教育部、科目等履修生は除く)
初回のガイダンス参加は必須です。
図書館司書課程の応用かつ実践的授業と位置付けています。概要は以下の通り。
1.情報検索のスキルの向上を目指します。
2.情報リテラシーの向上を目指します。
3.図書館に関する総合的な学びの機会とします。
到達目標Goal
この授業では,終了時に学生が以下の能力を身につけていることを目標とします。
春学期の到達目標
・各種のデータベース、ツール等を用いて、情報検索を効率的に行うスキルを身につけます。それにより検索検定3級(サーチャー3級)合格が可能となります。
秋学期の到達目標
・実用に耐えうるパスファインダーを制作できるようになります。
・図書館の実地見学を通じて、図書館の実際、実状についての理解を深めることができます。
・専門図書館・大学図書館・データベース提供事業者について深く学ぶことにより、情報専門職とは何かを理解できるようになります。学習を通じて、司書としての就業能力が高まります。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期は、検索技術者検定3級合格を目指して、情報検索について総合的に学習します。各種データベースの演習を徹底して行います。演習中心の進め方となります。
秋学期は、図書館サービスの一環としてのパス・ファインダーを作成します。
演習形態が中心となりますが、社会情勢が許せば、図書館見学も行う予定です。
毎回リアクションペーパーを配布し、皆さんからの自由な質問等に解答します。
履修登録はこのガイダンスの内容を理解した上で行ってください。
また学習支援システムの説明も熟読してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:授業ガイダンス
春学期授業の進行説明及び授業用グループウェア(HULiC)の利用方法
第2回[対面/face to face]:レポート論文の書き方
レポート論文の書き方について学習します。
第3回[対面/face to face]:情報検索概論
情報検索の理論と仕組みについて学習します。
第4回[対面/face to face]:情報資源と情報サービス機関①
データと情報
・一次情報と二次情報およびそれらの情報資源の種類
・データベース、ポータルサイト
第5回[対面/face to face]:情報資源と情報サービス機関②
・情報資源の組織化
・情報サービス機関と情報サービス
第6回[対面/face to face]:ネットワーク情報資源の検索と種類①
ネットワーク情報資源の検索
・ネットワーク情報資源の種類
・検索エンジン、深層ウェブ
第7回[対面/face to face]:ネットワーク情報資源の検索と種類②
ネットワーク情報資源の検索演習
・図書、雑誌について
第8回[対面/face to face]:ネットワーク情報資源の検索と種類③
ネットワーク情報資源の検索演習
・雑誌記事、新聞記事
第9回[対面/face to face]:ネットワーク情報資源の検索と種類④
ネットワーク情報資源の検索演習
・Webアーカイブ、デジタルアーカイブ
第10回[対面/face to face]:知的財産権①
知的財産権の概要について
第11回[対面/face to face]:知的財産権②
著作権について
第12回[対面/face to face]:ネットワーク社会と情報セキュリティについて①
・ネットワーク社会の諸問題
・コンピュータの基礎知識
第13回[対面/face to face]:ネットワーク社会と情報セキュリティについて②
・インターネットの基礎知識
・セキュリティに関する知識
第14回[対面/face to face]:ライブラリアン、サーチャー、インフォプロ、デジタルアーキビストについて
ライブラリアンの種類、インフォプロ
デジタルアーキビスト
などの情報専門職について学びます。
第15回[対面/face to face]:秋学期ガイダンス
夏季課題の発表(webにて)
秋学期授業ガイダンス
第16回[対面/face to face]:専門図書館①
専門図書館の概要
第17回[対面/face to face]:専門図書館②
専門図書館の具体例から学習します。
第18回[対面/face to face]:検索技術者検定3級①
検索技術者検定3級過去問解説2017~2019
第19回[対面/face to face]:検索技術者検定3級②
検索技術者検定3級過去問解説2016
第20回[対面/face to face]:パスファインダーの制作①
パスファインダーの概要
第21回[オンライン/online]:パスファインダーの制作②
テーマの設定について
第22回[オンライン/online]:パスファインダーの製作③
図書、雑誌の記述
第23回[オンライン/online]:パスファインダーの製作④
新聞および新聞記事について
第24回[オンライン/online]:パスファインダーの製作⑤
雑誌記事について
第25回[オンライン/online]:パスファインダーの製作⑥
Web上の情報資源、その他の情報資源について
第26回[オンライン/online]:パスファインダーの制作⑦
下書き原稿の確認、添削
第27回[対面/face to face]:事例研究
COVID-19いわゆる新型コロナウイルスが図書館に与えた影響について、グループごとに討議し考察します。
第28回[対面/face to face]:総まとめ
制作課題の発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この科目を履修するには、図書館への見学や調査が必須となります。
①夏季休業期間に、国立国会図書館や武蔵野プレイス、大原社会問題研究所(多摩キャンパス)への見学を予定しています。
②第23回図書館総合展への見学課題などが必須となります。(上記はあくまで1月下旬時点での予定です)
③当科目は検索検定3級(サーチャー3級)受験及び合格を目標としています。<= こちらは授業内容と強く関わります。https://www.infosta.or.jp/kensaku-kentei/
④平素から専門図書館、大学図書館や情報センターへの関心を持つ必要があります。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
(1) 原田 智子, 吉井 隆明, 森 美由紀. 検索スキルをみがく第2版 : 検索技術者検定3級公式テキスト. , 樹村房, 2020, ix, 147p.
ISBN 9784883673407
参考書References
(1) 日本図書館協会図書館年鑑編集委員会. 図書館年鑑. , 日本図書館協会
(2) 専門図書館協議会 https://jsla.or.jp/
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題(60%)
平常点(40%)
※課題には、検索検定3級(サーチャー3級)合格も含む。また授業への貢献度も含む。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
少人数制授業です。その利点を生かした授業を行います。夏季期間中に図書館への見学なども行っています。コロナ禍により見学も思うに任せませんでしたが、感染状況をみながら、見学機会を増やしたいと考えます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PC及びHulic https://lc.i.hosei.ac.jp/
その他の重要事項Others
「図書館情報学概論Ⅰ及び情報サービス論」あるいは「図書館情報学概論Ⅰ、Ⅱ」が履修済みであることが極めて望ましい科目です(四年生、大学院生、通信教育部、科目等履修生は除く)。
初回授業には必ず出席してください。必須です。
新型コロナウイルスの影響により、変更もあり得ます。変更が生じた場合は、別途お知らせします。特に図書館見学については、影響が大きいため、あらかじめご承知おきください。
「実務経験のある教員による授業」に該当:サーチャー1級(データベース検索技術者)としての実務経験をもとに情報検索演習を徹底し、情報リテラシーの向上に向けた授業を行います。