キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU100MA(教育学 / Education 100)教職入門Introduction to teaching profession
天野 一哉Kazuya AMANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7801 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this lecture, people aiming for the teaching profession will learn fundamental matters related to teaching jobs, and will decide their aptitude and will aim to raise motivation for the teaching profession.
We will examine the current situations of school education and school teachers, their careers, future issues and so on.
In this class, students will consider teaching as one of their future options, and will gain a basic understanding of the significance of the teaching profession, the role of teachers, their qualifications and abilities, and their duties. They will also consider what it means to be a teacher, what they need to learn and acquire in order to do so, and determine their own aptitude and motivation for the teaching profession.
Learning activities outside of classroom
When creating presentations and reports, it is essential to cite academic technical books (including educational history) related to the theme and fieldwork, so we will select them. The method etc. will be explained in the class. In addition, instruct preparatory learning in advance according to the theme of the lesson. The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
Comprehensively evaluate that you can understand basic knowledge and ideas, and that you are willing to take the initiative in learning the four-year teaching profession. Specifically, the evaluation will be based on the tasks presented during class: 40% and the regular exam: 60%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、教職を将来の選択肢のひとつとして考え、教職意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について基本的な知識や考え方を理解し、教職に就くとはどういうことか、そのためにどのようなことを学び、身につけておかなければならないのかなど、自らの適性を判断して教職への意欲を高めること、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の意義を学び、指導のための資質能力を身につけることを目的としている。
具体的には、教職の意義及び教員の役割、教員の職務内容を主たる要素として授業を構成する。近年、日々の生活や学習に困難を抱える児童・生徒への対応、保護者や地域課題への対応など、教師が向き合う課題は多様性と複雑さを増している。教職という職業にはこれまで以上に教育するという行為への強い気持ちと生涯にわたって学び続けるという自覚が求められている。また「チーム学校」への対応など、学校の内外との連携も重視されてきており、教員一人ひとりの役割を理解すると同時に、組織として諸課題に対応することも期待されている。今日の学校教育や学校教員の現状、かれらを取り巻く諸問題についての概要をおさえながら、教員の仕事のありよう、生き方等について具体的な検討を行い、受講生一人ひとりの教職についての理解を、対話を通して実践的に深めていく。
到達目標Goal
教職を将来の選択肢のひとつとして考え、教職意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について基本的な知識や考え方を理解し、教職に就くとはどういうことか、そのためにどのようなことを学び、身につけておかなければならないのかなど、自らの適性を判断して教職への意欲を高める。
In this class, students will consider teaching as one of their future options, and will gain a basic understanding of the significance of the teaching profession, the role of teachers, their qualifications and abilities, and their duties. They will also consider what it means to be a teacher, what they need to learn and acquire in order to do so, and determine their own aptitude and motivation for the teaching profession.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」が1 つの柱となることから、グループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーションを用い、実践的に進めていく。従って下の【授業計画】は、あくまでもモデルケースであり、学生の理解度、対話の進捗によって柔軟に再構築していく。
リアクションペーパー等におけるコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす。
新型コロナウィイルスの感染状況による変更も含め、授業の課題等、詳細については、「学習支援システム」を通じて告知する。
大学行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
Since "independent, interactive and deep learning (active learning)" is one of the pillars of the course of study, we will use group work, fieldwork, and presentations to proceed practically. Therefore, the [Class Plan] below is just a model case, and will be flexibly reconstructed according to the degree of understanding of the students and the progress of the dialogue.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
4年間の学びをイメージする
第2回[対面/face to face]:教師像の構築
教師という職業世界への接近と大学・教職課程
第3回[オンライン/online]:職業としての教師へのハードル
教員免許・養成制度、教員採用
第4回[対面/face to face]:職業としての教師としての成長
研修・免許更新、服務義務
第5回[オンライン/online]:教育指導の本質と意義
教育の専門家としての教師
第6回[対面/face to face]:教職の歴史的特質
教職観の変遷と今日の教員の役割
第7回[オンライン/online]:教職に関する実務①
学校という組織の運営、公務分掌
第8回[対面/face to face]:教職に関する実務②
教師としてのキャリア
第9回[オンライン/online]:教育の方法
学習指導要領の位置づけ、能動的な学習への参加
第10回[対面/face to face]:教師の職務実態①
学級経営、多様化する子供たち
第11回[オンライン/online]:教師の職務実態②
生徒指導・進路指導
第12回[対面/face to face]:教職の課題①
子供の貧困、学力格差、力のある学校
第13回[オンライン/online]:教職の課題②
「チーム学校」への対応、協働と連携、「共生」社会
第14回[対面/face to face]:教職の方向性
変わる子供の学び・学び続ける教師
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
プレゼンテーション、レポートの作成にあたってはテーマに関連した学術的 専門書(教育史を含む)の引用とフィールドワークを必須とするので、その選定をおこなう。方法等については授業内で説明する。その他、授業のテー マに合わせて事前に準備学習を指示する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
高妻紳二郎・植上一希・佐藤仁・伊藤亜希子・藤田由美子・寺崎里水(2017)『改訂版教職概論』協同出版
参考書References
天野一哉(2013)『中国はなぜ「学力世界一」になれたのか-格差社会の超エリート教育事情』中央公論新社
中学校学習指導要領(平成29年3月公示)、高等学校学習指導要領(平成21年3月)、
生徒指導提要(平成22年3月) ※いずれもPDFでダウンロード可能
成績評価の方法と基準Grading criteria
基本的な知識や考え方を理解できること、4年間の教職課程の学びに主体的に取り組む意思があることを総合的に評価する。具体的には、授業中に提示される課題:40%、定期試験:60%で評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
コミュニケーション等のスキルは、1回、2回では身につかないので、発展的要素を加えながら、各回に実践の場を設ける。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
可能であれば、スマートホン、パソコン等の通信端末。
その他の重要事項Others
春学期(本講)・秋学期(教育原理)合わせての履修の推奨する。