キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
CAR300MA(キャリア教育 / Career education 300)就業応用力養成ⅡTraining on vocational competency Ⅱ
鈴木 美伸Yoshinobu SUZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7712 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
"Practical Wisdom for Freedom" Hosei University advocates which survives freedom is mastered at this session.
Everyone understands a social problem and learns new how to work and lifestyle necessary to future society through the practice which is analyzed and proposed.
I pick a social problem (the transformation ability from which handle to social change and a university in population low birthrate society are asked in particular) out and propose specifically as practice of an academic skills.
・ There are activities outside the class for each group. Quantitative surveys (questionnaire surveys) and qualitative surveys (company visit surveys) require a considerable amount of work.
・ It is effective if you have a background in statistics and social research.
* Even if you do not have prior knowledge, if you are willing to challenge high goals, we will do our best to guide you.
However, a strong will to collaborate with others and give consideration to classmates (contribution to teamwork) is essential. The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each.
Grade score
・ Attendance attitude (number of remarks / content of remarks) ⇒ 30 points
・ Every small report (reaction paper) ⇒ 30 points
・ Contribution in group work ⇒ 30 points
・ Term-end report ⇒ 10 points
As a general rule, the above points will be added.
Violations of class rules (distributed in the first class) will not be deducted or evaluated immediately.
In addition to this, we may impose a report of about 1000 to 2000 characters, but the content will be added as a plus alpha to the above points.
A passing score of 60 or higher is considered as a pass.
(People who are absent 3 times or more are not eligible for grade evaluation)
* Strictly forbidden to be late, private language, and dozing will order you to leave.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
大学での学びの集大成として「自由を生き抜く実践知」の発揮に取り組みます。
未知の社会課題を理解・分析し、提言する力を身につけます。
同時にこれからの社会に必要な新しい働き方とライフスタイルを学びます。
アカデミックスキルの実践として、社会課題(特に人口少子化社会における社会変動への対処、大学が求められる変革能力)を抽出して具体的な提言を行います。
*「就業応用力」は「就職力」ではありませんが、就職活動を学生の未知の課題と捉え、アカデミックスキルで効率よく対処できるようになります。
つまり、就職力は就業応用力の一部もしくは発揮といえます。
到達目標Goal
どんな問題に直面しても、なんとかできる強い意志、思考方法、対応力、を就業応用力として考え、具体的に以下の8つの力を修得します。
1.事実をベースに語る提言力 (事実と意見を峻別する)
2.3つの分析手法力 (時間・空間・実験分析)
3.知恵の生成プロセスを経た改革力(データから情報へ)
4.問題解決の視点力 (What? Why? How?)
5.構造分析の要素考察力
6.マクロとミクロの視点を統合力 (定量と定性調査力)
7.一次情報に触れる取材力 (但、百聞一見を盲信しない)
8.上記のスキルを統合・応用する力
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は、大学・企業に対して、学生による企画・提案を行ないます。
PBL(プロジェクトベースラーニング)型の運営です。
履修人数によりますが、グループワークを中心に行い、最終的には大学・企業に対しての提言(プレゼンテーション&レポート)を行います。
公開授業(全学部対象)の特長を活かし、他学部学生との知見の交換を重視します。
授業では毎回リアクションペーパーを提出し、次回授業でフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:アカデミックスキル
大学生で学ぶべきチカラ
大学を使い倒すために
8つのアカデミックスキルの具体例と演習
・大学生の就職活動をアカデミックスキルで分析する
2[対面/face to face]:社会で通用する高度なコミュニケーションスキル
企業目線を理解する
社会が求める人材要件と大学で学ぶ力の比較検討
・統計の見方と誤解
・課題発見力
3[対面/face to face]:法政大学と実践知
自由を生き抜くとはどういう意味か?
組織を動かすには
(ビデオ教材使用)
実践知の学問別理解
・哲学的理解
・心理学的理解
・経営学的理解
4[対面/face to face]:ライフスタイル研究-1
就社・就職・就場の時代
企業特殊能力から起業家へ
21世紀の生き方へ
社会人講話と質疑応答
・20代、30代、40代のキャリア形成
・質問力
・ファシリテーション力
5[対面/face to face]:ライフスタイル研究-2
パラレルキャリア
社会人の能力開発力
社会を楽しく生き抜くために
副業・兼業の現在
・ワークライフバランス
・フリーランスの生き方
・大学生の兼業とは
6[対面/face to face]:情報分析力グループワーク
マスコミ情報の分析理解
ロジカルシンキング
情報に惑わされないために
新聞記事の分析
・防衛費の分析
・交通事故判例
・サンクコストの理解
7[対面/face to face]:課題レポート&プレゼンテーション-1
学部固有の知見とは
法政と各学部のアイデンティティ
構造化レポートの書き方
・因果律型エッセイ
・プレゼンテーションの構造
・質疑応答手法
8[対面/face to face]:ライフスタイル研究-3
社会課題解決のキャリアモデル
夢を形にして社会課題に取り組んだ人々
実践知偉人伝
・官僚のケース
・社会企業家のケース
・世界に誇れる日本人
9[対面/face to face]:マーケティングスキルによる構造分析
グローバルビジネス企画
語学力と提案力
(ビデオ教材)
市場調査と企画力
・定量定性調査の注意点
・ブランド商品の販売例
・卒論への応用
10[対面/face to face]:プロジェクトベースラーニング(PBL)-1
広告代理店の事例
大学をプロデュースするには
社会人講話
・広告業界の現状
・傾聴スキル
・課題発見力
11[対面/face to face]:プロジェクトベースラーニング(PBL)-2
学生目線が採用担当者を変える
社会人講話
・企業人事部の課題
・採用市場と戦略の分析
・学生視点の問題提起
12[対面/face to face]:チームビルディング
企業研修型ワークショップ
(一部英語で実施)
事例研究
・女性総合職の問題
・女性のキャリア事例
・リーダーの役割
13[対面/face to face]:課題レポート&プレゼンテーション-2
法政大学の実践知とは
総長への提言
良いレポートの事例紹介
・文学的表現力
・社会学的表現力
・真の個性あるレポートとは
14[対面/face to face]:プロジェクトベースラーニング(PBL)-3
課題発表
社会への発信
企業へのプレゼンテーション
・課題解決力
・プレゼンテーション力
・ゲスト企業からの講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・グループ別に授業外での活動があります。定量調査(質問票調査)、定性調査(企業訪問調査)では相当量の作業を求めます。
・統計学や社会調査の素養があると有効です。
*春学期「就業応用力養成Ⅰ」の履修が望ましいですが、
事前知識がなくとも、高い目標に挑戦する意欲があれば全力で指導します。
但し、他者と協働して自分を成長させたい強い意志とクラスメートへの配慮(チームワークへの貢献)は必須です。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定はありません。必要な資料は毎回教員が配布します。
参考書References
授業のなかで紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績配点
・受講態度(発言数・発言内容) ⇒30点
・毎回の小レポート(リアクション・ペーパー)⇒30点
・グループワークでの貢献度 ⇒30点
・期末レポート ⇒10点
上記配点は原則として加点方式で行います。
授業ルール(初回授業で配付)違反は減点または即時評価外となります。
この他に、1000~2000字程度のレポートを課す場合がありますが、その内容は上記配点にプラスアルファとして加点します。
総合評点が60点以上を合格とします。
(欠席が3回以上の者は成績評価対象外)
*遅刻厳禁、私語、居眠りは退席を命じます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
他学部学生とのディスカッションから学ぶことが多いとのことで、グループワークを重視します。
特に公開授業のメリットを最大限に活かし、学生所属の各学部の知見をレポート&プレゼンで他学生に説明する方式は、他科目のリアクションペーパー、レポート、論文、更に就職活動のエントリーシートの書き方にも役立ったとのことです。
*全学部対象なので、様々な学部の学生を歓迎します。
楽単ではありませんし、甘い採点もしませんが、社会で必ず役立つ力を教えます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありませんが、授業支援システムを活用します。
レポート&プレゼンがあるので、ワード、パワーポイントは必須スキルです。
大学用意のPCを理由すれば結構です。
その他の重要事項Others
法政大学オリジナルの「実践知育成授業」を目指します。
文化部・運動部等、大学公式活動に関わる者には事前にヒアリングして配慮します。
*全学部対象なので、様々な学部の学生を歓迎します。
楽単ではありませんし、甘い採点もしませんが、社会で必ず役立つ力を教えます。
▼実務経験のある教員による授業
担当教員は、日米企業での人事採用能力開発経験者であり、授業における行動基準は社会で求められるビジネスマナーを重視、レポートの評価基準も社会で通用する論理的な文章を指導します。