キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
HIS200MA(史学 / History 200)学習の社会史BSocial History of Learning B
寺崎 里水Satomi TERASAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7196 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course Outline: This class aims for students to acquire advanced knowledge about Japanese history through keywords such as school, learning, examination, and family.
Learning Objectives: To be able to explain historical events using the concepts and theories learned in the class.
Learning Activities Outside of Classroom: Preparation and review should be 2 hours each.
Grading Criteria:In-class review mini-test 40%, final report 60%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本の社会を特徴づける要因のひとつとして学習、学歴、試験といった事柄に注目し、個人的なものと考えられている学習意欲が、学歴や試験、学校、学習集団といった社会的なものといかに関わっていったのかを考察する。
日本史、日本教育史について、議論の土台となる基礎的な知識を共有するために、復習的に振り返る。
到達目標Goal
授業中に学んだ概念、理論をいかし、歴史的事象を説明できる。
日本史、日本教育史の基礎的な知識を得る。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンラインで授業を行う。あらかじめ指定した文献や資料をもとにオンデマンドで講義を行うが、知識の定着を促すため、ワークシートや小テストを課す場合があること、授業内容に対する質問を掲示板で授業時間内に受けることから、毎週水曜にアクセスすることを推奨する。
また、講義内容によっては、指定された日時に掲示板を用いて相互の議論を求める場合がある。その場合は事前に告知する。
課題提出やフィードバックは学習支援システムを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
授業の進め方、評価の方法について説明する。社会史とはなにかについて学ぶ。
第2回[オンライン/online]:近代化の影響
日本の近代化を、個人と家族、地域共同体、国家の関係がどのように変質したのかという観点から学ぶ。
第3回[オンライン/online]:近代以前の社会と学習
古代、中世、近世における諸制度と教育機関について学ぶ。とりわけ、近世における経済の発展と庶民の学習に重点を置く。これらを通して近代以降の個人と学習の関係の理解を深める。
第4回[オンライン/online]:試験の社会史
近代日本社会において、試験というシステムがどのように浸透していったのか考える。
第5回[オンライン/online]:学歴の社会史
学歴がなぜ重要視されるようになったのかについて、近代的職業の発達との関連から理解する。
第6回[オンライン/online]:競争と管理の学校史
学校という仕組みのなかに「競争」や「管理」がどのように浸透していったのかを学ぶ。
第7回[オンライン/online]:運動会、ブルマーの社会史
体育と近代の関係を考える。
第8回[オンライン/online]:家庭、主婦の誕生
女性と社会の関係について、家庭、主婦といったことばを手掛かりに考える。
第9回[オンライン/online]:教育家族の誕生
教育熱心な親の誕生、学校と親の関係の変化について考える。
第10回[オンライン/online]:近代化以降の社会の発展と学校教育制度の整備
明治維新後の学校教育制度の整備、発展について、これまで学んだことを制度的に跡付けるかたちでまとめる。とくに産業構造との関係に主眼を置く。
第11回[オンライン/online]:太平洋戦争後の制度改革と教育
戦後の制度改革から今日までの流れを概観しながら、教育制度の変化を学ぶ。
第12回[オンライン/online]:地方都市と教育
近代化以降広がる貧富の差、地方都市と大都市との格差などがどのように政策課題として扱われてきたのかを学ぶ。
第13回[オンライン/online]:大衆と教育
勤労青年と学歴エリートの差に注目しながら、働きながら学ぶ集団の誕生とその意義について学ぶ。
第14回[オンライン/online]:まとめと試験
我々はなぜ学ぶのかについて考え、全体の振り返りを行う。
授業内試験を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指定文献の精読、配布プリント課題を必須とする。日本史の知識が必須なので、各自高校までの内容を復習しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに指定しない。必要に応じて指示する。
参考書References
必要に応じて指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内の振り返りミニテスト40%、期末レポート60%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の反応を大切にしながら授業を進める。