キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU200MA(教育学 / Education 200)教育マネジメントⅠEducational Management Ⅰ
仲田 康一Koichi NAKATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7189 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
【授業の概要(Course outline)】
This class aims to develop students’ broad understandings on educational change, through dealing with the education system (especially schooling system), and through co-analysing distinctive initiatives, in addition to through conducting a case study on the school students graduated from.
【到達目標(Learning Objectives)】
At the end of this class, students are expected to be able to (i) acquire basic understandings on education system, (ii) analyse distinctive initiatives based on the knowledge gained in (i), and (iii) contextualise and analyse educational initiatives in the context of overall trends, referring to systems and policies, statistical data and the results of academic research.
【授業時間外の学習(Learning activities outside of classroom)】
Before and/or after each class meeting, students are required to have completed the required assignments such as
- Rereading and summarising the material handed out in class
- Submitting Attendance Check Assignment.
- Conducting case study
The standard preparation and review time for this class is two hours each.
【成績評価の方法と基準(Grading Criteria /Policy)】
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
Attendance Check: 50%, Case study report: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
様々な場で行われる教育の中でも、学校教育は、公権力行使の一環として形成される国民教育の枠組みに否応なく位置づけられ、標準性を持ったものとして構築されている。他方、教育という営みは、子どもたちや教師の多様性を踏まえれば、自律的・個性的に営まれる必然性があり、常に標準性との緊張関係を内包している。さらに、グローバル化や高度情報化などの大きな変化を前に、より高度な市民形成が求められる一方で、足元では貧困・格差や教師の多忙化といった課題に直面している。本講義では、まず、これらの緊張関係のただ中にある「学校」という仕組みについて、基本的な法制、データ、制度原理、改革論議などを通して理解を深める。次に、子どもの権利をより良く保障するため、現行の制度内外で行われる取り組み(主には学校やNPOなどの組織を単位とする)を取り上げ、その組織マネジメントの特徴並びに可能性と課題を分析する。さらに、全国的な動向との関連の中に「母校」を位置づけた事例研究=母校研究を行うことで、データ収集・情報編集の基本的な技法を学ぶとともに、各自の学びのキャリアを対象化する。
到達目標Goal
①学校制度について、基本的な法制、データ、制度原理、改革論議を理解する。
②①で得た知識をもとに、特徴的な取り組みの意義と課題を分析できる。
③制度・政策、統計データ、学術調査結果を参照しながら、事例を全体傾向の中に位置づけて分析できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
①「学校」という仕組みについて、基本的な法制、データ、制度原理、改革論議などを講義する。
②子どもの権利をより良く保障するため、現行の制度内外で行われる取り組み(主には学校やNPOなどの組織を単位とする)を紹介し、共同分析する。
③母校研究を行い、共同分析する。
初日はオンライン形式となる(具体的な方法は学習支援システムで連絡す
る)。それ以降については、対面形式で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
授業の方法・内容・予定・学ぶ意義・成績評価等について
第2回[対面/face to face]:第1部)学校制度と権利保障
教育を受ける権利の保障
憲法や子どもの権利条約などで示された権利、特に教育を受ける権利について
第3回[対面/face to face]:学校制度の構造
学校の設置、負担、管理運営、社会的位置づけについて
第4回[対面/face to face]:多様性と標準性
学校制度における標準性と多様性の緊張関係について
第5回[対面/face to face]:多様な教育機会保障の課題
貧困・格差、グローバル化、不登校等、教育機会保障上の課題について
第6回[対面/face to face]:「母校研究」の説明
内容、方法、共通事項、参考資料等について
第7回[対面/face to face]:第2部)教育の革新の可能性
地方教育行政
教育委員会の役割
第8回[対面/face to face]:学校と地域
教育ボランティア
第9回[対面/face to face]:子ども・若者支援と学校
子どもの貧困に対する福祉的支援
第10回[対面/face to face]:学校教育における他・多職種の連携
チーム学校
第11回[対面/face to face]:学校づくりにおける共同
三者会議、学校運営協議会等
第12回[対面/face to face]:学校制度の中の多様性
現行システム内で営まれる学校改革
第13回[対面/face to face]:母校研究事例報告
各自の報告を共有
第14回[対面/face to face]:総括ディスカッション
授業全体のまとめ(母校研究の共有が終わっていなければこの回に持ち越す)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指定のあった課題を授業前後の所定の時までに実施する。
・レジメの再読、まとめ
・ワークシートの準備
・アテンダンスチェック課題の提出
・母校研究の実施
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは特に指定せず、参照すべき文献・資料については、その都度示す。
参考書References
参照すべき文献・資料については、その都度示す。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の参加度(主にアテンダンスチェック課題やディスカッションへの参加状況にて把握)と、母校研究の成果を、それぞれ50%として評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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