キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
FRI200MA(情報学フロンティア / Frontiers of informatics 200)図書館情報学概論ⅠLibrary and Information Science Ⅰ
原田 隆史Takashi HARADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7182 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
[Course outline]
This course introduces "Basic knowledge on Library and Information Science" to students taking this course.
[Learning Objectives]
By the end of the course, students should be able to understand library activities, information media, information retrieval and so on.
[Learning activities outside of classroom]
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content
[Grading Criteria/Policy]
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term report (40%), Term-end examination (40%), and in-class contribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
1. 図書館情報学とは何かに関する理解
2. 情報の収集・整理・利用,およびその実践の場である図書館に関する基礎的な知識の習得
3. 情報メディアや情報検索に関わる基礎的な知識の習得
到達目標Goal
1. 図書館・情報学についての基本的な知識を身につけ,情報の収集・整理・利用およびその実践の場である図書館や各種の情報提供機関に関して理解できる
2. 現代社会での情報の生産・流通・処理・提供・利用・制度に関して,基本的な考え方・知識・技法,社会に及ぼす影響などについても理解できるようになる
3. 上記のような考え方・知識・技法が,図書館や情報提供機関の仕事およびサービスにどのように生かされるのか,その際に留意すべきことは何かについても考えを深められる
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
図書館・情報学とは何かについて,さまざまな新しいトピックを含めて解説していきます。まず,情報の収集・整理・利用およびその実践の場である図書館に関する内容を中心に説明し,続いて情報メディアや情報検索に関わる内容を中心に講義します。図書館は,単に図書を集め,保存し,提供するという役割だけではなく,様々なサービスを行っています。図書館の持つ大きな可能性について知っていただきたいと思います。また,ネットワーク時代の図書館サービスも含め,実際の情報収集活動にも役立つ様々な知識を学ぶことができるように工夫していきます。
授業に対するフィードバックとしては,授業後に受講者からのコメント・質問などを集め,次の授業時に提出されたリコメント・質問などからいくつかを取り上げて全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:図書館情報学とは何か
ガイダンスと授業の概要
2[対面/face to face]:図書館と情報メディアの歴史
図書館と情報メディアの意義・機能・歴史について述べます
3[オンライン/online]:図書館の種類
図書館の種類と役割・特徴などについて説明します
4[対面/face to face]:図書館の諸機能(1)
間接サービス,テクニカルサービスとは何かについて説明していきます
5[対面/face to face]:図書館の諸機能(2)
直接サービス,レファレンスサービスについて説明していきます
6[オンライン/online]:図書館と法制度
図書館と関わりがある各種の法規(図書館法,著作権法など)について簡単に解説します
7[オンライン/online]:図書館行政・図書館政策・図書館の管理と経営
図書館行政や図書館政策などについて説明します。
また図書館経営について考えるとともに,図書館業務の評価についても述べます
8[対面/face to face]:知的自由と図書館
図書館員の専門性についても説明します
9[対面/face to face]:図書館と出版流通
日本の出版状況などについて説明するとともに,図書館と出版流通の関係についても解説します
10[対面/face to face]:情報メディアと図書館資料の保存
情報メディアの特徴を説明するとともに,図書館での資料の保存についても解説します
11[オンライン/online]:図書館における児童サービス
公共図書館で行われる児童サービス,ヤングアダルトサービスについて解説します
12[対面/face to face]:情報検索(1)
情報検索の基本的な考え方について説明します
13[対面/face to face]:情報検索(2)
情報検索の手法などについて例示を含めて説明するとともに,情報検索システムについても述べます
14[対面/face to face]:図書館の将来展望と課題
図書館の将来展望と課題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
図書館を実際に使用したり,情報検索演習などを行う可能性があります。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
逸村裕(ほか)編. 図書館情報学を学ぶ人のために. 世界思想社. 2017. ISBN : 978-4790716952
参考書References
日本図書館情報学会「図書館情報学用語辞典」 第3版(丸善)など (必須ではありませんが,専門用語などでわからない語が出てきた場合に参考にしてください)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 20%
授業に出ているだけの場合成績評価には算入しませんが,授業に積極的に参加した場合には加点することがあります。逆に教室にいても寝ていたり別の授業のことをしているなどの場合は大幅に減点します。また,毎回授業に関するコメントを記入していただく予定です。なお,リアルタイムオンライン授業(Zoomでの授業)の場合は原則としてビデオをオンにしていただきます。
レポート 40%
期末試験 40%
現時点では期末試験と2回のレポートを課す予定ですが,COVID-19などの影響により期末試験を行わない場合は,全てレポートとします。その場合には6回のレポートとし,レポートの配点を80%とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義動画やシラバスなど自習教材の公開をできるだけ早期に行うことができるように努力いたします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
COVID-19の状況などによって,対面・リアルタイムオンライン授業(Zoomを使用),動画を公開して視聴する授業の3つのどの形式にするか(またはどのように組み合わすか)が変わります。初回の授業形式も含め,どのように授業を行うかは授業支援システムで告知しますので,必ず受講前に授業支援システムのコメントを見るようにしてください。
http://www.slis.doshisha.ac.jp/~ushi/LIS/
授業についての最新の授業テーマ内容・授業用スライド・授業動画の公開などは,上記ページで行います。このページを大学の授業支援システムと併用しますので両方見る必要があることに注意してください。