キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
EDU200MA(教育学 / Education 200)生涯学習論Ⅱ(生涯学習支援論Ⅱ)Modern Society and Social Education II
久井 英輔Eisuke HISAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7179 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
(Course Outline)
The aims of this course are to provide students with knowledge on practical methods for supporting learners and for planning learning programs in social education, and to supports group work of students for planning learning programs by utilizing basic knowledge.
(Learning Objectives)
The goals of this course are to help students to acquire “practical knowledge” (the ability of utilizing theoretical knowledge according to situation) for staffs or learning supporters of social education, by experiencing the process of planning learning programs.
(Learning Activities Outside of Classroom)
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
(Grading Criteria /Policies)
Final grade will be calculated according to the following process: Mid-term
report(25%), Presentation(25%), Contribution to discussion and groupwork(25%), term-end report(25%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会教育における実践的な学習支援技法、学習プログラムの作成手法について解説し、学んだ知識を活用した学習プログラム案作成のグループワークを行う。
(授業の目的・意義)
グループワークによる学習プログラム案の作成というプロセスを通じて、社会教育職員あるいは支援者にもとめられる実践知(理論知を現実の状況に応じて適切に活用する能力)を体得する。
到達目標Goal
社会教育における様々な学習支援技法(ワークショップ、ファシリテーションの技法など)や、それらの技法を利用した学習プログラムの作成手法を理解する。また、これらの知識を生かして学習プログラム案を作成する基本的な実践力を獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
最初の数回は、基本的な学習支援技法、学習プログラム作成の基本的な手法に関する講義を行う。その上で、具体的な自治体/地域を想定して、グループワークによって学習プログラム案(対象地域の特性の把握、実際の自治体社会教育計画の把握、学習プログラムの目的・概要と展開案、参加者対象アンケート案、広報案)を作成していく。作成した学習プログラム案については、教員からだけでなく、学生相互にコメントし、個々人でより改善を進めたものを最終レポートとして提出する。グループワークでの課題に対する教員からのフィードバックは、授業内でのディスカッションを通して、及び、メールを通して行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:多様な学習支援技法①
社会教育の学習プログラムにおけるグループワークで用いられる諸技法について解説する。
第2回[対面/face to face]:多様な学習支援技法②
社会教育の学習プログラムにおいて用いられるファシリテーションの基本的な考え方について解説する。
第3回[対面/face to face]:学習プログラム作成の基本的な手法①
社会教育の学習プログラム案作成の基本的な視点、および標準的な手順について解説する。
第4回[対面/face to face]:学習プログラム作成の基本的な手法②
学習プログラム案作成にあたって必要な、地域社会の特性・課題把握の方法について解説する。
第5回[対面/face to face]:学習プログラム作成の基本的な手法③
学習プログラムの広報、および、受講者アンケート実施に必要な基本的事項について解説する。
第6回[対面/face to face]:社会教育の現場における学習プログラム①
公民館または生涯学習センターを訪問し、実際の学習プログラム実施状況を見学した上で(可能であれば一般受講者とともにプログラムに参加)、学習プログラムの企画・準備について、施設職員とディスカッションを行う。
第7回[対面/face to face]:社会教育の現場における学習プログラム②
青少年教育施設または男女共同参画センターを訪問し、実際の学習プログラム実施状況を見学した上で(可能であれば一般受講者とともにプログラムに参加)、学習プログラムの企画・準備について、施設職員とディスカッションを行う。
第8回[対面/face to face]:地域課題の把握①
任意の地域(市町村など)を各受講者が選定し、その地域の課題、教育・学習・文化環境や、社会教育に関わる政策環境について把握する。
第9回[対面/face to face]:地域課題の把握②
前回の個人ワークの成果を基に、グループワークによって学習プログラムを作成する際に前提とする地域を選定し、地域課題に関する考察を深める。
第10回[対面/face to face]:学習プログラム案の作成①
学習プログラムの目的・概要、事業評価の方法をグループワークで作成する。
第11回[対面/face to face]:学習プログラム案の作成②
学習プログラムの各回実施内容の詳細を、グループワークで作成する。
第12回[対面/face to face]:学習プログラム案の作成③
学習プログラムにおいて実施する受講者アンケート案を、グループワークで作成する。
第13回[対面/face to face]:学習プログラム案の作成④
学習プログラムの内容に対応した広報案を、グループワークで作成する。
第14回[対面/face to face]:学習プログラム案の発表と検討
グループ毎に完成した学習プログラム案を発表し、ディスカッションをとおして、改善すべき点を把握する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・個人ワーク、グループワークともに、授業時間外での準備時間が十分に必要となるので、留意すること。
・各回の授業後、参考書や授業内で提示した参考文献の関連箇所を読むこと。
・本授業の準備学習・復習時間は合わせて各回4時間以上を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
参考書References
髙井正・中村香編『生涯学習支援のデザイン』玉川大学出版部、2019年
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター(清國祐二編集代表)『生涯学習支援論』ぎょうせい、2020年
成績評価の方法と基準Grading criteria
地域課題把握に関する個人レポート 25%
学習プログラム案の発表 25%
グループワーク、ディスカッションへの貢献度 25%
学習プログラムの改善案(最終の個人レポート) 25%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度のグループワークの進め方の詳細については、教員の側では大まかにのみ設定して、詳細は学生の意見を聞いて進めることもあった。そのことが結果として、学生の主体的な学びにつながったと思われる。今年度もグループワークについては、どこまで教員が決めて、どこからを学生に委ねるか、細部を調整しつつ進めていきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートPC(グループワーク等で使用)
その他の重要事項Others
本科目は、社会教育主事講習等規程第11条に規定された「生涯学習支援論」に該当する。社会教育主事基礎資格取得、社会教育士(養成課程)の称号取得のための必修科目である。