キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
PSY200MA(心理学 / Psychology 200)教育相談School Counseling
土屋 弥生Yayoi TSUCHIYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7163 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】The aim of this course is to help students acquire an understanding of the basic knowledge on educational counseling and organizational approach.
【Learning Objectives】The goals of this course are to acquire the basic knowledge necessary to appropriately understand and support individual psychological characteristics and educational issues of infants, children, and students while responding to their developmental situations.
【Learning activities outside of classroom】Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Lecture/Exercise(two-credits)
【Grading Criteria /Policy】Your overall grade in the class will be decided based on the following
Mini tests: 30%、Mid-term/Term-end reports : 60%、in class contribution: 10%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
・学校における教育相談の意義と理論
・教育相談を進める際に必要な基礎的知識(カウンセリングに関する基礎的事柄等)
・教育相談の具体的な進め方やそのポイント、組織的な取組みや連携
到達目標Goal
教育相談を進めるにあたり、幼児、児童及び生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義形式でおこないます。授業の中で適宜、課題解決型の学習を取り入れます。また、小テストや課題等の提出は「学習支援システム」を通じておこなう予定です。最終授業で、13 回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で行った小テストやレポート等、課題に対する講評や解説も行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
科目の概要(授業の進め方、目標、授業時間内の学習など)、学校における教育相談の意義と課題を知る。
第2回[オンライン/online]:幼児期、児童期の発達
幼児期、児童期の発達のあり方、この時期に発生しやすい問題や課題について学び、教育相談との関係について考える。
第3回[対面/face to face]:青年期の発達
青年期の発達のあり方、この時期に発生しやすい問題や課題について学び、教育相談との関係について考える。
第4回[対面/face to face]:成人期の発達
成人期の発達のあり方、この時期に発生しやすい問題や課題について学び、教育相談との関係について考える。
第5回[オンライン/online]:カウンセリングの基礎
学校における教育相談に必要な心理学の基礎的な理論・概念、カウンセリングの基礎について学ぶ。
第6回[対面/face to face]:カウンセリングの技法
教育相談をおこなう上で必要な、受容・傾聴・共感的理解等のカウンセリングの基礎的な姿勢や技法について学ぶ。
第7回[対面/face to face]:教育相談の進め方
教育現場における教育相談の進め方について学び、学校教育におけるカウンセリングマインドや組織的対応の必要性を理解する。
第8回[オンライン/online]:非行に関する相談
非行の現状とあり方について学び、事例等を通して、問題や課題に応じた教育相談の進め方について考える。
第9回[対面/face to face]:いじめに関する相談
いじめの現状について学び、事例等を通して、問題に応じた教育相談の進め方について考える。
第10回[対面/face to face]:不登校に関する相談
不登校の現状とあり方について学び、事例等を通して、問題や課題に応じた教育相談の進め方について考える。
第11回[対面/face to face]:発達障害に関する相談
発達障害のあり方と課題について学び、事例等を通して、問題や課題に応じた教育相談の進め方について考える。
第12回[オンライン/online]:ひきこもりに関する相談
ひきこもりの現状とあり方について学び、事例等を通して、問題や課題に応じた教育相談の進め方について考える。
第13回[オンライン/online]:虐待に関する相談
虐待の現状について学び、事例等を通して、問題に応じた教育相談の進め方について考える。
第14回[オンライン/online]:外部機関との連携
医療・福祉・心理等の専門機関について学び、教育相談における外部機関との連携の意義や必要性について理解する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・第1回「ガイダンス」
事前学習(2時間)シラバスに書かれた内容を理解し、科目の概要をおおよそ把握しておく。
事後学習(2時間)授業内容を振り返り、学校における教育相談の意義と課題についてまとめておく。
・第2回「幼児期、児童期の発達」
事前学習(2時間)児童期の心理、発達について参考書や関連書籍等で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、児童期における問題と教育相談についてまとめておく。
・第3回「青年期の発達」
事前学習(2時間)青年期の心理、発達について参考書や関連書籍等で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、青年期における問題と教育相談についてまとめておく。
・第4回「成人期の発達」
事前学習(2時間)成人期の心理、発達について参考書や関連書籍等で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、成人期における問題と教育相談についてまとめておく。
・第5回「カウンセリングの基礎」
事前学習(2時間)カウンセリングについて、参考書や関連書籍で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、カウンセリングの基礎となる理論についてまとめておく。
・第6回「カウンセリングの技法」
事前学習(2時間)カウンセリングの技法について参考書、関連書籍等で調べておく。
事後学習(2時間)教育相談の際に必要なカウンセリングの技法についてまとめておく。
・第7回「教育相談の進め方」
事前学習(2時間)教育相談の進め方について、参考書や関連書籍等で調べておく。
事後学習(2時間)学校において必要となるカウンセリングマインドについてまとめておく。
・第8回「非行に関する相談」
事前学習(2時間)非行の現状について、内閣府の「子供・若者白書」(Web閲覧可)で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、非行の問題に応じた教育相談のあり方についてまとめておく。
・第9回「いじめに関する相談」
事前学習(2時間)いじめの現状について、文部科学省のHP等で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、いじめの問題に応じた教育相談のあり方についてまとめておく。
・第10回「不登校に関する相談」
事前学習(2時間)不登校の現状について、文部科学省のHP等で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、不登校の問題や課題に応じた教育相談のあり方についてまとめておく。
・第11回「発達障害に関する相談」
事前学習(2時間)発達障害について、厚生労働省HP「発達障害の理解のために」を閲覧し、調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、発達障害の問題や課題に対応する教育相談のあり方についてまとめておく。
・第12回「ひきこもりに関する相談」
事前学習(2時間)ひきこもりの現状について、内閣府の「子供・若者白書」(Web閲覧可)で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、ひきこもりの問題や課題に応じた教育相談のあり方についてまとめておく。
・第13回「虐待に関する相談」
事前学習(2時間)虐待の現状について、内閣府の「子供・若者白書」(Web閲覧可)で調べておく。これまでの授業を振り返り、復習しておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、虐待の問題に応じた教育相談のあり方についてまとめておく。
・第14回「外部機関との連携」
事前学習(2時間)学校以外の諸機関の子供・若者支援について、内閣府の「子供・若者白書」(Web閲覧可)で調べておく。
事後学習(2時間)授業を振り返り、教育相談における外部機関との連携の意義やあり方についてまとめておく。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
春日井敏之ら (編) 2011『よくわかる教育相談』ミネルヴァ書房
文部科学省2010『生徒指導提要』教育図書
文部科学省HP https://www.mext.go.jp/
厚生労働省HP「発達障害の理解のために」https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html
内閣府「子供・若者白書」https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(30%)、課題および期末レポート(60%)、平常点(10%)とする。小テスト、課題、期末レポートは「学習支援システム」上でおこなう。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業アンケートにおける意見・要望を踏まえ、授業で使用するプリントについて、学生の皆さんの学習がより進めやすいように工夫したいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業で使用する資料、プリント等はPDFで学習支援システムに掲載する予定ですので、各回とも授業前に各自入手するようにしてください。また、小テスト・課題提出についても学習支援システムを利用しますので、必要な機器等を準備しておいてください。
その他の重要事項Others
担当者は、学校教育現場で学校心理士資格を持つ教員として心理教育的支援をおこなった実務経験をもつ。この経験を基に、実際の教育相談のあり方や進め方についてできる限り具体的に講義をおこなう。