キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
PSY200MA(心理学 / Psychology 200)キャリアカウンセリングⅠCareer Counseling Ⅰ
廣川 進Susumu HIROKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7158 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
After taking this course, you will be able to understand career counseling and development theories,including the following:
・interrelationships among and between work, family, and other life roles and factors,
・career counseling processes, techniques, and resources
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
キャリアカウンセリングはキャリア開発、キャリア形成において、問題を抱える人達を支援する大切なカウンセリングです。キャリアカウンセリングは、カウンセリングの中でも、「育てる、開発するカウンセリング」として位置づけられます。キャリア教育の中での生徒、学生達の相談、未就業者の相談、再就職の支援、組織・企業内でのキャリア形成の相談など、多様な場面で求められている大切なカウンセリングです。この授業を受講することによって、学生はまず、キャリアカウンセリングとは何かを理解し、そのためには、どのような支援を行うか、キャリアカウンセリングの進めかたの具体的なステップ、傾聴技法などについて理解することを授業の到達目標とします。
到達目標Goal
学生はキャリアカウンセリングとは何かを理解し、その歴史、キャリアの理論、キャリアカウンセリングの担当者に求められる要件などに対する理解ができるようになることを達成目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の録画動画を配信するオンデマンド型で当面行います。HOPPIIで毎週必ず確認のこと。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
キャリアに関する問題解決を効果的に支援するためには、その背景となるキャリア理論、カウンセリング理論などを理解した上で、相談者のキャリア開発やキャリア形成の支援のために情報提供、助言指導などが必要になります。相談者がどのようなキャリア上の問題を抱えているのか、傾聴しながら、相談者を理解し、支援することが欠かせません。そのためには、キャリアカウンセリングは、具体的にどのように展開をしたらよいのか、そのステップはどのような過程をたどるのか、事例を取り上げて研究し、具体的な支援の方法を理解します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:コロナ禍という変化とキャリア転機
コロナ禍という変化の時代において、キャリア発達とは何か、キャリア支援とは何か、キャリアサポートはなぜ必要なのかについて学ぶ
第2回[オンライン/online]:キャリア理論では変化への適応をどう捉えるか
変化対応力からみたクランボルツ、ジェラット、シュロスバーク等の理論の紹介
第3回[オンライン/online]:なぜ今キャリアカウンセリングなのか
ワークシートに記入しながら見つけた自分のキーワードを仕事につなぐ考え方を取り入れる
第4回[オンライン/online]:あらためてキャリアカウンセリングとは何か
キャリアガイダンス、キャリアカウンセリング、キャリア形成支援等の違いについて検討する
第5[オンライン/online]:来談者中心療法
ロジャースの来談者中心療法、傾聴、受容共感、無条件の肯定的配慮などについて
第6回[オンライン/online]:ゲスト講師
企業の人事部で採用責任者を担当していた経験と事例の紹介
第7回[オンライン/online]:キャリアカウンセリングのプロセス
キャリアカウンセリングのプロセスを逐語録により具体的に検討する
第8回[オンライン/online]:ゲスト講師
ヤングハローワークでの経験からの事例紹介
第9回[オンライン/online]:自律型キャリア、嫌われる勇気、同調圧力
日本において自律型キャリアを根付かせていくために必要なマインドとスキルと行動について考える
第10回[オンライン/online]:キャリア自律を阻むもの
キャリア自律の阻害要因について考える
第11回[オンライン/online]:ゲスト講師
大学のキャリア相談員から大学生に多く見受けられる事例の検討課題を提示しレポートを課す
第12回[オンライン/online]:ゲスト講師
前回の事例検討課題に対する解説を行う
第13回[オンライン/online]:キャリア転機とストレスマネジメント
転機にはストレスが掛かりやすいのでうまく対処する方法を解説する
第14回[オンライン/online]:まとめ
期末レポートの課題のポイントの説明
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
参考文献を紹介する本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
宮城まり子著「心理学を学ぶ人のためのキャリアデザイン」2007、東京図書
木村周著「キャリアカウンセリング」 1997、雇用問題研究会
平野光俊「キャリア・ディベロップメント」1994、文真堂
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回のレポート(60%)
期末レポート(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業の展開、スピードを学生理解に合わせて調整する
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン配信の授業の動画を視聴できる環境と端末
その他の重要事項Others
なし