キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
PSY200MA(心理学 / Psychology 200)臨床教育相談論ⅡClinical Consultation in Education II
飯野 雄大Takehiro IINO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7157 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course deals with the counseling method and case study.It also enhances the development of students' skill in case discussion and problem solves.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
臨床教育相談論Ⅰを土台にしながら,どのようなアプローチを使いながら相談を進めていけばよいのかを実践的に学ぶ。特に、子どもの問題を捉えるアセスメントの視点と子どもの問題に多角的にアプローチできる視点を学ぶ。
到達目標Goal
理論を踏まえながら,教育相談の実際を理解する。教育相談の流れを,イメージできるようにする。子どもの問題状況を理解し、その状況に合わせて相談の目標を意識できるようにする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1.教育相談に関する基本的な技法の理解(第2回から第5回)。
2.教育相談でのアセスメントと対処(第6回から第11回)
3.ケーススタディを通した教育相談の理解(第12回から第14回)
教育相談に関する技法などの講義と、事例を読んで各自で考えたり分析をしたりすことを通して、教育相談に関する諸問題を理解と対応について学ぶ。
原則として毎週の金曜日朝10時までに、学習支援システム上に資料・解説動画及び課題を提示する。課題に関しては5日後を提出期限とする。各自資料を読み、解説動画を視聴し、指示された作業等を行って学習をすること。質問は学習支援システム上の掲示板を活用する。毎回の課題の提出及び最終レポートを実施する予定である。詳細については随時Hoppii上のお知らせに掲載するため、必ず確認すること。
毎回の課題内容については、次回以降の資料内で解説を行う。また、そのさい質問と記入いただいた内容についてもいくつか取り上げ、無記名で内容を紹介し授業内でコメントする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
講義の概要,到達目標,講義の形式,講義の進め方,導入にあたって必要な事項を解説する。
2[オンライン/online]:コミュニケーションの基本
相談を行う上で基本的なコミュニケーションの技法について概観する。
3[オンライン/online]:関係性による相談の変化と相談活動における倫理
誰かに相談するということは,どういうものか体験を通して学ぶ。また、相談を行っていくうえでのプライバシーの保護,守秘義務といった倫理について学ぶ。
4[オンライン/online]:他者の話を聴く
他者の気持ちを意識しながら,傾聴するとどのようなものかを実習を通して学ぶ。
5[オンライン/online]:問題が起きている状況を理解する
問題状況を理解するためにどのような情報を収集し,どのように理解すればよいのかを学ぶ。
6[オンライン/online]:児童・生徒を理解する
児童・生徒を理解するとはどういうことか,基本的な技法について学ぶ。
7[オンライン/online]:アセスメントの技法① 知能検査
人を理解する技法のひとつである発達・知能検査について学ぶ。IQを理解する。
8[オンライン/online]:アセスメントの技法② 性格検査
人を理解する技法のひとつである性格検査について学ぶ。類型論、特性論について知る。
9[オンライン/online]:障害への支援
特別支援教育など学校で障害児を支援する方法を理解する。
10[オンライン/online]:関係機関との連携及びケーススタディの方法
教育現場と関係する病院や児童相談所といった機関とどのように連携していけばよいかを,各機関の特徴とともに学ぶ。また次回以降のケーススタディの方法を学ぶ。
11[オンライン/online]:ケーススタディ①幼児期
事例を検討しながら問題への対処を考える。特に幼児期の問題について取り扱う。
12[オンライン/online]:ケーススタディ②児童期及び学校現場
事例を検討しながら問題への対処を考える。特に学校現場での問題について取り扱う。
13[オンライン/online]:ケーススタディ③虐待・障害
事例を検討しながら問題への対処を考える。特に障害にかかわる問題について取り扱う。
14[オンライン/online]:まとめ
事例のまとめを行うとともに最終レポートを課す。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の授業で学んだ内容を復習した上で,次の授業に臨むこと。
授業中に提示した資料を調べる、前回の課題を復習する時間、課題などに取り組む時間などを含めて本講義の準備・復習時間は、各3時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
毎回資料を配布する。テキストは指定しない。
参考書References
鈴木・大橋・能智(編) 2015 ディスコースの心理学 ミネルヴァ書房
浜谷直人(編) 2009 発達障害児・気になる子の巡回相談―すべての子どもが「参加」する保育へ ミネルヴァ書房
浜谷直人(編) 2013 仲間とともに自己肯定感が育つ保育―安心のなかで挑戦する子どもたち
浜谷直人・三山岳(編) 2016 子どもと保育者の物語によりそう巡回相談:発達がわかる、保育がおもしろくなる ミネルヴァ書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の課題の提出と最終レポートで評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
継続して具体的な事例を紹介しながら学べるようにしていきたい。分かりやすく、質問しやすい環境を工夫していく。