キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP100MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)発達・教育キャリア入門C(生涯学習入門Ⅰ)Introduction to Lifelong Learning I
久井 英輔Eisuke HISAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7052 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
基幹科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
(Course Outline)
The aim of this course is to provide students with basic knowledge on lifelong learning and social education.
(Learning Objectives)
The goals of this course are to help students to deepen their understanding on various types of learning activities outside of school, and to widen their perspective on education and learning.
(Learning Activities Outside of Classroom)
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
(Grading Criteria /Policies)
Final grade will be calculated according to the following process: Comment for every class(50%), mid-term report(25%), term-end report(25%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
(授業の概要)
生涯学習、社会教育に関する事項についての基本的な内容を解説する。
(授業の目的・意義)
授業内容をとおして学生が、学校教育に留まらない学びが社会の至る所で展開していることを深く理解し、教育や学習をとらえる視野を広げられるようにする。
到達目標Goal
生涯学習の理念、社会教育に関する様々な概念、制度、実際に行われている事業・実践、社会教育の歴史、社会教育に類する海外の教育活動(多様なノンフォーマル教育)の展開などについての基本的な理解を獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各回とも、テーマに関する講義を行った上で、そのテーマにおける重要な論点について各自のコメントシートの提出を求める。コメントシートで提示された重要な視点や質問については、次回授業にて教員からリプライする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:社会教育の多様性と生涯学習の理念
社会教育の概念とそこに含まれる多様な教育活動について、および、包括的な概念・理念としての生涯学習について解説する。
第2回[対面/face to face]:社会教育行政の事業①
市町村レベルの社会教育行政で実際に行われている事業の事例を挙げながら、社会教育行政の特徴について解説する。
第3回[対面/face to face]:社会教育行政の事業②
社会教育行政の事業を展開する上で重要な概念である「必要課題」「要求課題」とその具体例について解説する。
第4回[対面/face to face]:社会教育行政の事業③
公民館、図書館、博物館など、社会教育行政が運用する多様な施設(社会教育施設)の基本的役割と実態について解説する。
第5回[対面/face to face]:社会教育行政の事業④
社会教育施設以外で展開される社会教育行政事業について解説する。
第6回[対面/face to face]:職業訓練としての社会教育
職業能力開発校などで行われる職業訓練について概観するとともに、社会教育行政との関連について解説する。
第7回[対面/face to face]:民間の社会教育事業
カルチャーセンター、塾、スクールビジネスなど、民間の社会教育事業の歴史的展開と現状について解説する。
第8回[対面/face to face]:子ども、若者、学校と社会教育①
「子ども、若者対象」という観点から、行政、民間の社会教育事業の現在における動向を整理して解説する。
第9回[対面/face to face]:子ども、若者、学校と社会教育②
学校教育と社会教育の連携、および、学校と地域社会の連携に関する現在の動向について解説する。
第10回[対面/face to face]:近現代日本の社会教育史①
日本における近代以降(第二次世界大戦まで)の社会教育の歴史的展開について、社会教育行政の事業を中心に解説する。
第11回[対面/face to face]:近現代日本の社会教育史②
日本における第二次世界大戦以降の社会教育の歴史的展開について、社会教育行政の事業を中心に解説する。
第12回[対面/face to face]:社会教育の国際比較
社会教育を国際比較的に検討する際に必要な視点、及び、日本において頻繁に参照される海外の社会教育的な取り組みについて解説する。
第13回[対面/face to face]:「成人の学力」をめぐって
PIAAC(国際成人力調査)の調査概要とデータをふまえて、「成人の学力」について論じることの意味を解説する。
第14回[対面/face to face]:授業の振り返り
前回までの議論について、各受講者から自由に提示された論点を基に検討し、授業内容全体についての理解を深める。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・準備学習は特に必要ない。
・各回の授業後、参考書や授業内で提示した参考文献の関連箇所を読むこと。
・中間レポート、期末レポートの執筆において、各回の授業内容を十分に復習すること。
・本授業の復習時間は4時間以上を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
松岡広路、松橋義樹、鈴木眞理編『社会教育の基礎(シリーズ 転形期の社会教育1)』学文社、2015年
参考書References
香川正弘他編『よくわかる生涯学習(改訂版)』ミネルヴァ書房、2016年
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回のコメントシート 50%
中間レポート 25%
期末レポート 25%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
対面式の授業にしてから、多くの学生から授業後に質問があった。もちろん毎回のコメント課題の中でも質問は受け付けているが、直接のやりとりの方が詳しい情報交換ができたように思われる。また、オンライン授業の中だと、他の人が聞いている中での質問はしにくかった可能性もある。授業内容、あるいは課題や評価に関する質問がしやすくなるよう、様々な形式で対応できるよう引き続き努めたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
本科目は、社会教育主事講習等規程第11条に規定された「生涯学習概論」に該当する。社会教育主事基礎資格取得、社会教育士(養成課程)の称号取得のための必修科目である。