キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP100MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)キャリアデザイン学入門Introduction to Career Studies
寺崎 里水、梅崎 修、荒川 裕子Satomi TERASAKI, Osamu UMEZAKI, Yuuko ARAKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7040 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
基幹科目 必修 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class, we will present something about career design from the viewpoints of the three areas of our faculty - development and education career, business career, life career - and give lectures on basic concepts of career design studies.
Through these activities, we will raise students' awareness as a member who aims to establish career design studies and foster their abilities to think career design.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process Term-end report(50%) and in-class contribution(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
キャリアデザインとは何かを本学部の三領域(発達・教育キャリア,ビジネスキャリア,ライフキャリア)の視点から提示し、キャリアデザイン学の基礎概念を講義します。併せて,これらによりキャリアデザイン学の確立を目指す一員として学生の自覚を高め,キャリアデザインを考える能力を養成します。
到達目標Goal
キャリアデザイン学部の専門科目やゼミナールでの学習のための準備としてキャリアデザイン学の基礎的な概念を理解すること、また激動する現代社会を生きるためのキャリアデザイン学を学び、研究することの意義を見付けることを目標としています。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学部の三領域(発達・教育キャリア,ビジネスキャリア,ライフキャリア)の教員3名によるオムニバス授業です。毎回授業では、それぞれの分野の基礎概念を学んだ後に、それぞれの分野における具体的テーマを学生たちと議論します。1回100分の授業を以下の三つに分けて講義します。オンデマンド型オンライン授業で、毎回の授業を進めます。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かしたいと思います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
キャリアデザイン学とは何かを学び、講義内容の構成を理解する。(梅崎)
第2回[オンライン/online]:自立と自律
ビジネスキャリアの選択行動を学ぶ。合理的期待形成、限定合理性、リスクと不確実性(uncertainty)、デザインとドリフト、トランジションなどの基礎概念を理解する。(梅崎)
第3回[オンライン/online]:経営戦略とリーダーシップ
企業組織の経営戦略を学び、組織内における活性化する優れたリーダーの役割とそのようなリーダーの育成を考察する。(梅崎)
第4回[オンライン/online]:経済構造と職業構成
工業化、ポスト工業化という経済成長に伴う経済構造の変化を学び、その変化の中で求められる雇用される能力の変化を考察する。(梅崎)
第5回[オンライン/online]:雇用政策と企業内キャリア支援
仕事を生み出す雇用政策と、企業が従業員に対して行う企業内キャリア支援を学ぶ(梅崎)
第6回[オンライン/online]:学ぶ主体
「勉強する」と「学ぶ」とは何が違うのか、「わかる」とはなにか、natureとnurture、所得に影響を与えるのはどちらか、といったことについて考える。(寺崎)
第7回[オンライン/online]:家庭・学校の環境と発達・教育
発達に課題のある子ども、教育達成と社会的地位達成、学歴主義、格差と不平等などについて学び、学校や教育の問題を扱う学問領域の多様さを考える。(寺崎)
第8回[オンライン/online]:学習機会の時間的・空間的広がり
キャリア教育、就労支援、コミュニティ、地域移動などについて学び、働くこと、生活することと学ぶこととの関連について考察する。(寺崎)
第9回[オンライン/online]:価値的主体性を育てる
社会への「適応」と望ましい社会を「創造」することについて学ぶ。(寺崎)
第10回[オンライン/online]:ライフキャリアとは何か
ライフ・キャリア・レインボーやライフ・ロールといった考え方を手掛かりに、人の生(ライフ)を主体的にデザインすることの意味を考える。(荒川)
第11回[オンライン/online]:個人のウェルビーイング
個人の多様なアイデンティティや主観的幸福感の視点から、キャリアデザインの目的としてのウェルビーイングについて考える。(荒川)
第12回[オンライン/online]:文化と人間形成
個人や地域のアイデンティティをかたちづくるものとしての文化に注目し、その多様性や多文化共生の意義について考える。(荒川)
第13回[オンライン/online]:地域社会と文化創造
マクロな視点から社会やコミュニティと個人のかかわりを考え、まちづくりや地域創生をめぐる政策や文化産業の推進などについて学ぶ。(荒川).
第14回[オンライン/online]:キャリアデザイン学の展望
.これまでの授業を振り返りつつ、ビジネスキャリア・ライフキャリア・発達教育キャリアが相互に関連する領域について議論する。(荒川)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
定期的に授業の振り返りのための課題を出しますので、課題文書、講義内容、参加した議論を振り返り、課題レポートを作成します。本授業の準備学習・復習時間は書く2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。毎回レジュメを配布します。
参考書References
金山善昭,児美川孝一郎,武石恵美子編著 2013『キャリアデザイン学への招待』ナカニシヤ出版
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加度(出席と課題の提出等)50%,期末試験50%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
三分野の繋がりを意識して事例紹介をしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布や課題提出等で学習支援システムを利用します。
その他の重要事項Others
特になし