キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP200MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 200)キャリア研究調査法(量的調査)Research methods of career studies quantitative
伊藤 慎悟Shingo ITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7016 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
基幹科目 選択必修(調査法) |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The main purpose of this class is to acquire basic knowledge about quantitative research method and develop skills to conduct quantitative studies concerning career development.
Learning Objectives:
・Understand basics of quantitative methodologies
・Know how to analyze data by using statistical methods
・Develop skills to design and plan own research projects
Learning activities outside of classroom:
Students are expected not only to actively participate in class but also engage in academic activities outside of the classroom.
Grading Criteria /Policy:
50 points (%) for participation, class assignments, and group activities
50 points (%) for mid-term and/or final papers
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
実証的なキャリア研究を進めるために必要となる量的調査と統計手法の基礎を学びます。キャリアデザインは、様々な学問分野から構成される学際領域であると考えられています。しかし、どのような研究課題に取り組むとしても分析の考え方や手順は共通です。本講義を通して量的調査の枠組みによるキャリアデザイン研究を行うためのスキルを磨いてください。
到達目標Goal
(1) 量的な調査法の基礎について理解する
(2) 基本的な統計手法や分析について理解する
(3) 卒業論文等において自ら研究を計画し、実行するための基本的なスキルを身に着ける
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストに基づく講義が中心となります。単なる統計の講義ではなく、量的な調査とは何かについても丁寧に説明します。
リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:オリエンテーション
研究方法論の重要性。
2[対面/face to face]:社会調査について
量的調査と質的調査の違い。
調査と実験の違い
3[対面/face to face]:データと変数
変数とは
質的変数と量的変数とは
尺度水準について
4[対面/face to face]:変数の特徴を分析する (1):変数の分布と中心
度数分布表とは
度数分布表の視覚化(グラフの作成)
代表値(平均値、中央値、最頻値)
5[対面/face to face]:変数の特徴を分析する (2):変数のばらつき
範囲
分散・標準偏差
6[対面/face to face]:変数の関係を分析する (1)
クロス集計表
7[対面/face to face]:変数の関係を分析する (2)
散布図
8[対面/face to face]:変数の関係を分析する (3)
相関
9[対面/face to face]:変数の関係を分析する (4)
クロス集計と散布図
10[対面/face to face]:変数の関係について深く考える
因果関係-原因と結果について
11[対面/face to face]:母集団と標本
標本の抽出
12[対面/face to face]:部分から全体を知る:推測統計学
母数と標本統計量
推定
13[対面/face to face]:統計的検定の考え方
帰無仮説と対立仮説
有意水準
14[対面/face to face]:量的調査の論文例
上記までに習ってきた知識を復習するとともに、実際に量的調査が使われている例を紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
新聞やニュースにおける様々な統計情報(世論調査、ランキング、経済統計など)に関心を持ってください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
神林博史/三輪哲著 『社会調査のための統計学:このとおりやればすぐできる』 2011年 技術評論社
参考書References
必要に応じて授業内で指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
「授業への積極的な貢献度(出席状況を含む)」:50%
「レポートや課題の提出」:50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内の様子、およびヒアリングなどの意見も踏まえて再調整しました。また毎回の講義テーマに沿った演習課題(例:エクセルやSPSSを用いたデータ分析、アンケート項目の作成とデータ収集)については各担当教員の裁量に任せ、学生の興味・関心を重視しつつ量的調査に必要なスキルの習得を促すこととしました。
キャリアデザイン学部より
本科目は事前抽選科目です。春学期中に抽選を行うので、掲示等に注意すること。※2007~2011年度入学者は参加不要です。
本科目を履修するためには「キャリア研究調査法入門」を修得済みであることが必要です。
2007~2011年度入学者向け
2007~2011年度入学者は事前抽選の参加不要です。第1回の授業に必ず出席のこと。なお「社会調査論Ⅰ」として開講されるのは「春学期金・1」の濱中義隆先生のコマのみであり、それ以外のコマは該当しません。