キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
【2016年度以前入学者用】社会教育経営論Integrated Management of Adult and Community Education
御園生 純Jun MISONOU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C4752 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】What is an independent learning style?
★ Learning keywords --- Deschooling, independent learning, human rights, internationalization, international support, NPOs, etc.
We understand "learning" something with the image of acquiring knowledge and skills. But is learning really just "learning"?
The style of "learning" in social education may include not only the acquisition of knowledge, but also the meaning of "throwing away" preconceived ideas and disseminating what has been learned. Regarding what is a social education plan to realize a new style of learning that is not found in such school education, the theory and practice of the course organization, as well as the social education director as a learn coordinator and facilitator. We will also consider the role, the actual situation of NPO activities and international volunteer activities in social education, through discussions among the participants.
Focusing on the introduction of actual examples of social education plans, we will understand the theoretical soil and educational philosophy that support these formation courses. In particular, the main focus of the lesson is to understand the learning trends and characteristics of adult learners, and to derive the optimal educational plan for learning support through discussions among the students. In addition, there should be an educational plan for learning about the ideal style of independent learning, such as cooperation between school education and social education, and contemporary issues such as international understanding, human rights, environment, volunteers, and coexistence. We will learn about this through discussions among students. We plan to add at least one report presentation through facility tours.
【Learning Objectives】
Involved in social education planning
Presentation skills
Research skills
Planning skills
How to promote events
Publicity and promotion techniques
【Learning activities outside of classroom】
Understand the history and purpose of establishing social education, which is a concept unique to Japan, through other social education-related lectures and materials.
【Grading Criteria /Policy】
Ordinary points 30%.
Submission of assignments 30%.
Development of a social education planning theory at the end of the term - presentation 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
主体的な学びのスタイルとは?
★学習キーワード---脱学校・主体的な学び・人権・国際化・国際支援・NPOなど
私たちは何かを「学ぶ」ことを、知識や技術を身につける、というイメージをもって理解しています。しかし学ぶことは本当に「身につける」ことだけなのでしょうか。
社会教育における「学び」のスタイルには、知識を習得することだけでなく、既成の概念を「脱ぎ捨て」たり、学んだことを発信する、という意味も含まれているのではないでしょうか。そのような学校教育にはない、あたらしい学びのスタイルを実現するための社会教育計画とはなにかについて、その教育課程編成の理論や実践、さらに学習コーディネーターやファシリテータ(促進者)としての社会教育主事の役割、また社会教育におけるNPO活動・国際的なボランティア活動の実際についても受講者の同士の討議を通じて考えていきます。
実際の社会教育計画事例の紹介を中心に、それらの編成課程を支える理論的土壌や教育理念について理解していきます。なかでも成人学習者の学習動向と特質を理解し、その学習支援のための最適な教育計画を受講者同士の討議を通じて導き出すことを授業の主眼とします。また、主体的な学びのスタイルのありようとはなにかについて、学校教育と社会教育との連携や、国際理解・人権・環境・ボランティア・共生などの現代的課題を学ぶための教育計画のありようについて、受講者同士のディスカッションなどを通じて学習します。施設見学などを通じて最低でも1回以上のレポート発表なども加えていく予定です。
到達目標Goal
社会教育計画立案にかかわる
・プレゼン能力
・現状調査能力
・企画立案力
・イベントプロモーションの在り方
・広報宣伝/集客テクニック
などをめざします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期講義は社会教育の理論的・歴史的構造と学校教育との相違や、最近の社会教育において多く取り上げられているテーマなどを例にとって、講義形式で進行する予定である。また社会教育主事にとって必要となるプランニング・ファシリテーション・学習者の個別状況分析などの方法についてもケーススタディや受講者同士のディスカッションを加味しながら進めていく。
秋学期は実際の社会教育計画の立案にかかわり、その基礎理論・学習ニーズの調査方法などの実践的な知識の習得を通じて学んでいく。具体的には実際の社会教育施設への訪問などを通じて、社会教育計画を策定することを最終目標とする。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う。各課題について受講生毎に講評する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[未定/undecided]:社会教育における教育観
社会を対象とした教育とは?
2[未定/undecided]:「脱学校」論と社会教育
社会教育と学校教育の相違
3[未定/undecided]:教育を取り巻く理論的土壌
こどもからおとなへ~教育の役割
4[未定/undecided]:地域行政計画としての社会教育計画
教育計画策定の理論
5[未定/undecided]:発達と共生理論①
発達理論の特徴と陥穽
6[未定/undecided]:発達と共生理論②
あたらしい教育の在り方としての共生理論の理解
7[未定/undecided]:教育計画としての社会教育計画
現代的課題解決のための社会教育の必要性とは
8[未定/undecided]:学習計画としての社会教育計画
教育/学習の違い~おとなには教育の必要性はないのか?
9[未定/undecided]:「教育」計画としての社会教育計画
おとなは教育の対象なのか?
10[未定/undecided]:社会教育における現代的課題
情報化/国際化の潮流の中で
11[未定/undecided]:非営利活動と社会教育
ボランティア/NPO活動と社会教育
12[未定/undecided]:社会教育における人権①
国際化の潮流のなかで~外国人との共生
13[未定/undecided]:社会教育における人権②
職業観・労働観と人権
14[未定/undecided]:社会教育主事のしごと
学習「支援者」と「指導者」の違い
15[未定/undecided]:春学期まとめ
人間の欲求実現と教育のありよう
16[未定/undecided]:社会教育計画立案の理論
現状調査~把握~仮説立証~計画立案~評価のプロセス
17[未定/undecided]:社会教育指導者の役割
コーディネーター/プランナー/ファシリテーターとしての社会教育主事
18[未定/undecided]:社会教育課程編成の理論と実際
地域教育計画論とは
19[未定/undecided]:社会教育施設の連携と教育計画
・学校教育との連携
学社融合の理論的土壌
20[未定/undecided]:現状調査の方法①
ヒアリングの理論と実践
21[未定/undecided]:現状調査の方法②
グループヒアリング/アンケート/インタヴューの方法
22[未定/undecided]:現状調査の方法③~現状把握の方法
インターヴュー/ヒアリングを実践する
23[未定/undecided]:現状調査の方法④~現状分析の方法
インターヴュー/ヒアリングを実践する
次週からの調査計画について
24[未定/undecided]:社会教育計画を創る~地域の課題はなにか?
社会教育施設での体験のための準備作業
25[未定/undecided]:社会教育計画を創る~社会的課題を発見するための視座とは?
ヒアリング/インタビュ-ン結果報告
26[未定/undecided]:社会教育計画を創る~地域での体験を言語化する
ヒアリング/インタビュ-ン結果報告
27[未定/undecided]:社会教育計画を創る~統括的な地域教育計画としての社会教育計画を創る
ヒアリング/インタビュ-ン結果報告
28[未定/undecided]:社会教育計画を創る~住民自治と協働的学習の創造に向けて
各自の社会教育計画の発表~プレゼン
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日本固有の概念である社会教育設立の経緯とその目的等については他の社会教育関連講義や、資料分権を通じて理解しておく
テキスト(教科書)Textbooks
特にありません。
参考書References
特にありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 30%
提出課題 30%
期末時の社会教育計画論の策定~プレゼンテーション 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
対話型の授業を心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
授業に出席することよりも、参加することを期待しています。また国際的なボランティア・NPO活動などの実際も具体的な事例をもとに紹介していきたいと思っています。
受講者の皆さんには、講義に出席することよりも、参加することをぜひ心がけてほしいです。
担当者のサイト
ツイッター:misoarba