キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
【2016年度以前入学者用】情報資源組織演習Seminar on Organization of Information Materials
竹之内 禎Tadashi TAKENOUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C4746 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class, students will learn the method of information resource organization, that is, how to classify books, give subject headings and make bibliographic data for library catalog.
The goal of this class is to get skills of using NDC (Nippon Decimal Classification), BSH (Basic Subject Headings) and NCR (Nippon Cataloging Rules).
Students are required to read the instructed part of the textbook before every class, to search books according to the instructed theme in each class, to prepare bibliographic information, author and publisher's information and to make their entries (cataloging data).
Grades will be evaluated by attendance, submission of each assignment (80%), and term-end report (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
図書館が扱う図書を中心とした膨大な情報資源の中から目的にかなうものを素早く見つけ出し入手する仕組みを作ることを「情報資源の組織化」と言います。本演習では,『日本十進分類法』(NDC),『基本件名標目表』(BSH)、『日本目録規則』(NCR)という3つのルールブックを使用した情報資源組織化の方法を習得することを目指し,図書館の実際の資料を対象に,情報資源の主題分析と記号化,統制語彙の適用,目録データベースを作成するための書誌情報の記録方法等の演習を行います。
到達目標Goal
1) 『日本十進分類法』(NDC)を使用して,基本的な分類記号を与えることができる
2) 『基本件名標目表』(BSH)を使用して,基本的な件名標目を与えることができる
3) 『日本目録規則』(NCR)の概要を理解して,図書館が扱う情報資源に関する適切な目録データを作成することができる
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
前期は『日本十進分類法』(NDC)、『基本件名標目表』(BSH)という二つのルールブックを使用して、図書資料に分類記号と件名標目を与える演習を行います。後期はこれに加えて『日本目録規則』(NCR)に基づき、図書を中心とした図書館情報資源に関する目録データの作成演習を行います。毎回、図書館の蔵書を探す課題を出す予定です。演習科目ですので、授業への参加と課題の提出を重視します。授業では、受講生が選んだ本の著者や内容もをシェアしていきます。なお、原則として対面授業で行いますが、状況により遠隔授業に切り替える可能性があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:【オンデマンド型オンライン授業】
情報資源組織化の全体像
『日本十進分類法』(NDC)による分類法の基礎
第1分冊:本表・補助表編
第2分冊:相関索引・使用法編
第2回[未定/undecided]:『日本十進分類法』(NDC)の構成、NDC相関索引の使用法
相関索引と分類記号の対応,指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第3回[オンライン/online]:本表の省略記号、NDC1類(哲学・心理学・宗教)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第4回[対面/face to face]:地理区分(1)、NDC3類(社会科学)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第5回[対面/face to face]:地理区分(2)、NDC4類(自然科学・医学・薬学)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第6回[対面/face to face]:形式区分、NDC5類(技術・工学・生活科学)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第7回[対面/face to face]:海洋区分、NDC2類(歴史・伝記・地理)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第8回[対面/face to face]:地理区分(3)、NDC6類(農林水産業・商業・交通・観光・通信)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第9回[対面/face to face]:言語区分、NDC7類(芸術・スポーツ)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第10回[対面/face to face]:分類規程、NDC8類(言語)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第11回[対面/face to face]:図書記号、NDC9類(文学)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第12回[対面/face to face]:NDC0類(知識・情報・図書館・出版・博物館・ジャーナリズム)の分類法
指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第13回[対面/face to face]:『基本件名標目表』(BSH)の構成
BSHによる件名付与の方法,指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第14回[対面/face to face]:『基本件名標目表』(BSH)の使用法
BSHによる件名付与の方法,指定したテーマの資料紹介と分類の確認
第15回[対面/face to face]:『日本目録規則』(NCR)による目録作成の基礎、『基本件名標目表』(BSH)による件名付与の復習、『日本十進分類法』(NDC)による分類記号付与の復習
NDCとBSHの復習
第16回[対面/face to face]:タイトルと責任表示の記述
目録記入の基本型
第17回[対面/face to face]:版表示、出版地、出版者、出版年の記述、テーマを設定した資料の目録記入作成
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第18回[対面/face to face]:形態に関する事項、シリーズの記述、テーマを設定した資料の目録記入作成
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第19回[対面/face to face]:ISBN、テーマを設定した資料の目録記入作成
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第20回[対面/face to face]:さまざまなケースの記述、テーマを設定した資料の目録記入作成
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第21回[対面/face to face]:専門分野に関する資料の共有、テーマを設定した資料の目録記入作成
教科書演習問題の解説、指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第22回[対面/face to face]:注記の記述、受講生が探した資料の共有、テーマを設定した資料の目録記入作成
教科書演習問題の解説、指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第23回[対面/face to face]:NCR2018、受講生が探した資料の共有、テーマを設定した資料の目録記入作成
NCR2018の解説、指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第24回[対面/face to face]:発想法1(ウェビングマップ)、テーマを設定した資料の目録記入作成
教科書演習問題の解説、指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第25回[対面/face to face]:発想法2(発想ひまわり)、発想法に基づいて受講生が探した資料の共有、テーマを設定した資料の目録記入作成
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第26回[対面/face to face]:CUD、発想法に基づいて受講生が探した資料の共有、テーマを設定した資料の目録記入作成
CUDの解説、指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第27回[対面/face to face]:受講生が探した資料の共有、テーマを設定した資料の目録記入作成
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
第28回[対面/face to face]:情報資源組織法に関するまとめ
指定したテーマの資料紹介と目録記入の確認
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【予習】各回の授業内容に対応するテキストの該当箇所を事前に通読しておくこと。宿題として指定されたテーマの図書を探し,書誌情報,著者・出版者情報,分類記号等を調べ,目録記入を作成すること。
【復習】各回の授業内容を見直し,要点をまとめること。授業でシェアした図書資料の情報を確認すること。
テキスト(教科書)Textbooks
山本順一監修, 竹之内禎ほか編著, 『情報資源組織演習:情報メディアへのアクセスの仕組みをつくる』, 講座・図書館情報学, ミネルヴァ書房, 2016
本体3,500円+税
https://www.minervashobo.co.jp/book/b239765.html
参考書References
竹之内禎ほか編著, 『情報資源組織論』, 東海大学出版部, 2020
本体価格2800円+税
https://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-02188-9
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法:
毎回の授業への参加と提出課題(80%),学期末レポート課題(20%)
評価の基準:
授業への2/3以上の出席を前提として、以下の観点から総合的に評価します。
1) 毎回の授業課題に積極的に取り組んだか
2) 分類法,件名法のスキルを習得したか
3) 図書館情報資源の目録データの作成スキルを修得したか
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
同じテーマで同じ図書館を探しても、受講生それぞれに選書の観点が異なり、新たな資料との出会いを楽しみながら学んでいます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に無し。
その他の重要事項Others
「情報資源組織論」を履修済みであるか、同時履修していることが望ましいです。