キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
【2016年度以前入学者用】情報資源組織演習Seminar on Organization of Information Materials
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C4744 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this lesson, I will learn about organizing information resources, which is one of the important tasks of the librarian. In particular, we will learn to create catalogs, create metadata, and classify themes of documents.
It is aimed at obtaining the practical ability of the librarian.
It is also linked with lesson of information resource organization theory.
Learning Objectives
Exercises such as bibliographic data creation, subject analysis, classification work, thesaurus, and metadata creation for a wide variety of information resources. By doing so, we aim to develop practical skills in information resource organization operations.
① Being able to accurately describe bibliography such as books, serial publications, and electronic materials
② To be able to use NDC perfectly. And it will be possible to assign classification symbols for information resources in each field.
③ To be able to use the basic subject heading table (BSH) accurately.
Learning activities outside of classroom
I give homework every class.
Also, the time you need for preparation and review will be 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
It is as follows.
Exercise Assignment 30%
Term-end examination 55%
Usual performance score 15%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、図書館司書の重要な業務のひとつである情報資源の組織化(目録データの記述・排列、メタデータの作成、資料の主題分類)の演習を行ないます。
図書館司書の実務能力を得られることを目的としています。
また情報資源組織論の授業と密接に連動しています。
到達目標Goal
多種多様な情報資源についての書誌データの作成、主題分析、分類作業、シソーラス、メタデータの作成などの演習を行い、情報資源組織業務における実務的能力、実践力の育成を目標とします。
①図書、継続資料、電子資料等の書誌を正確に記述できるようになること
②NDCを完璧に使いこなせるようになり、各分野の情報資源の分類記号を付与できるようになること
③基本件名標目表を正確に使いこなせるようになること
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
情報資源組織業務の基本となる目録・件名・分類を理解し、例題と演習問題の実習により、その技法の習得をめざします。具体的には目録・件名・分類について、それぞれ日本目録規,BSH,日本十進分類法を用いて、演習問題の解説、演習を中心に学習します。なお昨今はコンピュータ目録が中心となっている為、シミュレーションによるNacsis-CATの演習やメタデータ作成の実習なども行う予定です。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。リアクションペーパーは紙に限らず、電子媒体も使用します。
尚、本授業は演習形式のため、欠席が多いと理解および習得が困難になりかねません。また「情報資源組織論」を履修済みであるか、同時履修するのが極めて望ましいです。
人数超過の場合は、抽選となります。ソーシャルディスタンスを保つため15名までです。COVID-19いわゆる新型コロナウイルスの影響により、諸事変更となる可能性があり、初回ガイダンスは重要です。必ず初回授業に出席してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
ガイダンスが中心
2[対面/face to face]:単行資料の書誌記述1
タイトル・責任表示
単行資料の書誌記述を学ぶ1
タイトル及び責任表示の記述について学習する
3[対面/face to face]:単行資料の書誌記述2
版・出版に関する事項
単行資料の書誌記述を学ぶ2
版の記述、出版地、出版年などの記述について学習する
4[対面/face to face]:単行資料の書誌記述3
形態・シリーズ、注記・標準番号
単行資料の書誌記述を学ぶ3
大きさなどの形態、シリーズに関する事項、ISBNの記述について学習する
5[対面/face to face]:継続資料の書誌記述
雑誌などの継続資料の書誌記述の実際について
6[対面/face to face]:各種資料の記述 (録音資料・映像資料・地図資料・マイクロ資料)
録音資料や映像資料等々の記述の実際について
7[対面/face to face]:各種資料の記述(電子資料及びその他の資料)
電子資料の記述方法
8[対面/face to face]:コンピュータ目録の演習1
MARCを用いた組織業務について(JAPAN MARCを例に)
9[対面/face to face]:コンピュータ目録の演習2
NACSIS-CATその実際
NACSIS-CATのような共同目録の実際について説明する
10[対面/face to face]:ネットワーク情報資源について(メタデータ作成の実際)
ダブリンコアに基づきメタデータの演習を行う
11[対面/face to face]:・主題分析について
・件名標目の付与1
・主題の分析の仕方
・基本件名標目表の概要
12[対面/face to face]:件名標目の付与2
細目について
13[対面/face to face]:件名標目の付与3
・分類記号からの付与
・件名規定
14[対面/face to face]:件名標目の付与4
件名標目総合演習課題
15[対面/face to face]:日本十進分類法による分類作業
NDCの基本原則について
16[対面/face to face]:分類記号付与の実際1
形式区分について
17[対面/face to face]:分類記号付与の実際2
地理区分・海洋区分について
18[対面/face to face]:分類記号付与の実際3
言語区分について
19[対面/face to face]:分類記号付与の実際4
言語共通区分・文学共通区分
20[対面/face to face]:分類記号付与の実際5
分類規程に基づいて付与する
21[対面/face to face]:分類記号付与の実際6
分類規程
特殊分類規定に基づいて付与する
22[対面/face to face]:分類記号付与の実際7
分類・件名総合演習1
1類から5類を中心に分類と件名の付与の演習
23[対面/face to face]:分類記号付与の実際8
分類・件名総合演習2
6類~9類、0類を中心に分類と件名の付与の演習
24[対面/face to face]:分類記号付与総合演習
各類の総合演習課題を行う
25[対面/face to face]:書誌データ管理、検索システムの構築
書誌データベースを実際に構築し、データ入力も行い、実務の疑似体験を行う
26[対面/face to face]:書誌データ管理、検索システムの構築2
書誌データベースの構築(論文・記事データベースの構築)
27[対面/face to face]:書誌データベースその運用
構築した書誌データベースに、データを入力し運用を試みる。抄録の作成、シソーラスによるキーワード付与、書誌分類の付与など
28[対面/face to face]:総合演習課題
春学期の記述目録法、秋学期の主題目録法に基づいて、演習を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
課題を毎授業ごとに課します。また本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
①宮沢 厚雄. 目録法キイノート. 樹村房, 2016, 104pp.
②宮沢 厚雄. 分類法キイノート. 第3版補訂, 樹村房, 2020, 104pp.
参考書References
①蟹瀬 智弘. やさしく詳しいNACSIS-CAT. , 樹村房, 2017, xiii, 249p
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業時、夏季及び冬季の課題、期末試験にて評価します。
演習課題 30% 期末試験 55%(定期試験期間内)
平常点 15%
授業への積極的な参加姿勢、課題への取り組みを重視します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ポイントを絞った授業進行にします。
また図書館関連の就職情報も踏まえた授業内容にします。
アンケート結果を更に反映し、実務に則した事例を多く演習する様にします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCを利用します
また授業では、Hulicを使用します。http://lc.i.hosei.ac.jp/
その他の重要事項Others
教科書は必須です。毎回、課題が課されます。
「実務経験のある教員による授業」に該当:サーチャー・目録担当者としての実務経験を踏まえて、実務における目録作成の技法、データベース構築の基礎を中心に授業を行います。
初回授業時に履修者の抽選を行います。15名まで。
必ず初回授業には出席してください。
教科書の改訂および感染状況により変更が生じた場合は、学習支援システム等により周知します。