キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
【2016年度以前入学者用】社会・地歴科教育法Teaching Method of History,Geography and Social Studies
石出 法太Norio ISHIDE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C4068 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
This class aims to understand the goals and contents of geography and history in the National Courses of Study and gain basic knowledge and skills necessary for the lesson designs and their teaching. Then, based on this knowledge and skills, the class further explores how to teach the subjects by designing, practicing and reviewing the lessons .
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会科の歴史を学び、学習指導要領の目標や内容を理解しながら、地歴分野の教材や学習方法、評価の仕方の基本を学ぶ。その上で、学習指導案を作成して模擬授業(教育実践研究)を実施し、その振り返りを通して授業改善の視点を身に着ける。
到達目標Goal
中学校と高等学校における地理・歴史分野の学習指導要領の目標や内容を考え理解するとともに、教科指導と授業設計をするに当たって必要な知識や資質・能力を身に着ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
社会・地歴科教育の課題について歴史と現状をおさえながら学び、さらに具体的な授業テーマ(歴史が軸になる)をあげ教科書と学習方法などを具体的に学ぶ。授業は講義、模擬授業、課題と発表、質疑となり、毎回提出物がある。提出物・レポート・試験などは適宜授業で講評・解説をおこなう。状況により授業形態・計画の変更もありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:オリエンテーション(授業の狙いや進め方)
授業計画と学生へのアンケート、教育の課題について。
2[対面/face to face]:社会科教育の現在(地歴分野の学習指導要領)
現在の中学校社会科と高等学校の地歴科について。
3[対面/face to face]:社会科の前史(戦前の社会科系科目)
明治以降の日本の教育について―教育勅語と修身教育などについて学ぶ。
4[対面/face to face]:社会科の戦後史と教科書
戦後の社会科の成立と指導要領の変遷について学ぶ。
5[対面/face to face]:社会科における資質・能力
具体的な授業をあげて社会科の課題を考える。
6[対面/face to face]:社会・地歴科の教材(視聴覚・ICT教材の活用を含む)
具体的な授業をとりあげて教材・教材論を学ぶ。
7[対面/face to face]:社会・地歴科の学習方法(調査、発表、討論)
授業実践の中から具体的に授業方法を考える。
8[対面/face to face]:社会・地歴科の評価
授業実践の中で生徒像も含め具体的に学ぶ。
9[対面/face to face]:教育実践研究(中学地理)
具体的な中学校の実践をとりあげて学ぶ。
10[対面/face to face]:教育実践研究(高校地理)
具体的な高等学校の実践をとりあげて学ぶ。
11[対面/face to face]:教育実践研究(中学歴史)
中学校の歴史授業の中でテーマをあげて教材・授業研究。
12[対面/face to face]:教育実践研究(高校歴史)
高等学校の歴史授業の中でテーマをあげて教材・授業研究。
13[対面/face to face]:社会・地歴科の課題(主体的・対話的で深い学び)
中学校と高等学校における教育の現実的な問題をとりあげる
14[対面/face to face]:まとめ(授業内確認テストも含む)
授業のふりかえりとレポート作成。
15[対面/face to face]:オリエンテーション:学習指導案とその検討
授業計画と模擬授業案の検討。
16[対面/face to face]:授業の設計(1) :授業の構成
実際の模擬授業にむけての演習をおこなう。
17[対面/face to face]:授業の設計(2) :教材の探し方と問いの作り方、ICT教材の活用
模擬授業の教材や授業方法を検討する。
18[対面/face to face]:授業実践研究:アジアと世界
現在の国際問題をとりあげ検討する。
19[対面/face to face]:授業実践研究:現代と民族・宗教
歴史など様々な視点から教材を考える。
20[対面/face to face]:授業実践研究:資源・エネルギー・人口
世界的な視点から人類がかかえる課題についてとりあげる。
21[対面/face to face]:授業実践研究:環境問題
身の回りから世界まで様々な問題を考える。
22[対面/face to face]:授業実践研究:世界の近代化と日本
明治以降の日本のあゆみから具体的なテーマをとりあげる。
23[対面/face to face]:授業実践研究:帝国主義とファシズム
現在の視点から帝国主義とファシズムを検討する。
24[対面/face to face]:授業実践研究:第二次世界大戦とその後の世界・日本
今日的な問題意識をもって戦争学習をとりあげる。
25[対面/face to face]:授業実践研究:冷戦時代とその後の世界・日本
現在の様々な問題につながる冷戦時代、その中での日本を考える。
26[対面/face to face]:授業実践研究:持続可能な世界と日本
現代世界のかかえる問題から現代史を検討する。
27[対面/face to face]:社会・地歴科の授業と方法の課題
現在の中学校社会科、高等学校の地歴科の課題を明らかにする。
28[対面/face to face]:まとめ:授業内確認テストも含む
授業のふりかえりとレポート作成。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
社会科、地歴科の教員には豊富な知識と様々な情報に精通していることが求められる。日々世の中の出来事に関心を持ち、読書や新聞の講読、テレビのニュースなどを見るように努めてもらいたい。授業中に紹介した文献も読んでもらいたい。本を読むことは教員の仕事の一つともいえる。毎回提出のレポートや夏期課題が不十分な場合、再提出を求める場合もある。本授業の準備・復習時間は各2時間、計4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
中学歴史教科書『社会科中学の歴史 日本の歩みと世界の動き』帝国書院
参考書References
授業中に文献を紹介、プリントの配布、中高の教科書は研究・検討の対象となる。
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領・社会科(最新版)
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領解説・社会科(最新版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加姿勢(10%)、毎時間提出の感想・レポート提出・学習指導案提出(30%)、二回の試験(60%)を総合的に勘案して評価する。授業形態によって変更もありうる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実践的な役に立つ授業を工夫する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
授業計画は受講者の人数や問題意識などを勘案して適宜変更することがある。