現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
OTR300JB(その他 / Others 300)専門演習ⅡASeminar 2A
中村 律子Ritsuko NAKAMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N2110 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 演習・実習科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course intends to promote students’ analysis of the roles and functions of social welfare system as well as the connotation of “supporting the aged” by understanding the diverse environment and lifestyles of older adults themselves and their families. That involves studying welfare system and measures surrounding the care for the aged, and reviewing prior social work research data. We will also examine the objectives and methods of research themes of each student. Further, students are expected to deepen their knowledge in the acutal implementation of social work services for the aged in the community and its challenges through various field work.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習では、高齢者本人と家族を取り巻く生活環境や当事者の生き方から生活の多様性を理解し、高齢者支援の意味や福祉制度の役割や機能を考察します。そのために、高齢者福祉やケアに関する制度・政策、高齢者ソーシャルワークに関する先行研究の整理と考察を行います。各自の研究テーマにそった研究目的や研究方法などの研究計画について検討します。さらには、さまざまな高齢者福祉実践の場面やコミュニティでの高齢者支援の実態や課題点についてフィールドワークを通して学習を深めます。
到達目標Goal
演習1A,ⅠBで学んだ知識や実践の学びを踏まえ、社会の中で、さまざまな困難や問題を抱える当事者が自ら問題解決に取り組む際に、それを支える人たちの役割や支援について理解を深めます。また、各自の研究テーマ、研究目的などの研究デザインの企画を行います。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」と「DP5」と「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
専門的なテーマを設定し、先行研究の収集、整理、考察などを行うために、サブ・グループ研究を行い、それらの研究成果を発表します。夏期休暇中を利用して、テーマ別サブ・グループもしくは、個人でのフィールドワークまたは見学や研修を通じてテーマ研究を行い、その学習成果を報告します。また、SW実習受講者は、専門演習での学びとSW実習における実践現場との比較から福祉の実態を検証し、より良い福祉の実現を考える機会とします。また、リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。課題等の提出・フィードバックは授業「学習支援システム」を通じて行う予定です。 なお、授業計画や進め方に変更がある場合は、学習支援システムでその都度提示します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
高齢者福祉研究の特徴、到達点などの整理、分析について
第2回:研究テーマの設定
研究テーマ別グループ学習編成についての話し合い
第3回:各グループ・テーマの研究計画
研究テーマ(高齢者福祉領域)文献のリストアップ
第4回:文献研究の報告と討論①
高齢者福祉制度・政策に関する文献研究の整理と議論
第5回:文献研究の報告と討論②
高齢者と家族、ケアに関する文献研究の整理と議論
第6回:文献研究の報告と討論③
高齢者と地域生活に関する福文献研究の整理と議論
第7回:文献研究の報告と討論④
高齢者の生きがい、社会参加などの文献研究の整理と議論
第8回:文献研究の報告と討論⑤
高齢者ソーシャルワーク実践文献研究の整理と議論
第9回:文献、先行研究の小まとめ
各グループ・テーマの文献研究成果の再整理、考察
第10回:各自の研究テーマの報告①
各自の別研究目的、研究方法などの報告と討論①
第11回:各自の研究テーマの報告②
各自の研究目的、研究方法などの報告と討論②
第12回:研究(調査)デザイン①
夏期中の研究実施計画(調査、フィールドワークなど)準備報告①
第13回:研究(調査)デザイン②
夏期中の研究実施計画(調査、フィールドワークなど)準備報告②
第14回:まとめ
夏期中の研究(調査、フィールドワークなど)実施計画確定と留意事項の確認
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業では、準備として、各自が関心を持っているテーマに関する文献、資料(新聞、雑誌、インターネット)を収集して、整理してください。まだ復習としは、各回での報告終了後の報告内容の再整理を行ってください。準備と復習には各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。ゼミ開始の時に、ゼミ生と相談して決定します。
参考書References
マイケル・ダン他(2020)『医療倫理超入門』岩波書店、東京大学高齢社会総合研究機構(2017,2019)『長寿時代の人生設計と社会創造』東京大学出版会など、適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加への姿勢・報告内容(60%)、中間レポート課題(40%)によって成績評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
個人研究だけでなくゼミで学び、お互いに成長できるようなゼミ運営について、さらに工夫をしたいと考えています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各自(各グループ)の研究発表でPCやプロジェクターなどを使うことができます。必要な場合には、担当教員に相談してください。
その他の重要事項Others
合宿なども実施します。積極的なゼミ運営・参加をのぞみます。