人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
SOC300HA(社会学 / Sociology 300)ローカルスタディーズⅠLocal Studies Ⅰ
舩戸 修一Shuichi FUNATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C2225 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 地域環境ケーススタディⅠ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 人間環境学部生:コアとなるコース【ロ】 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
Studies on the present conditions and the problem of the farming and mountain villages
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「農山村(中山間地域)」の現状と課題について考える。
到達目標Goal
「農山村(中山間地域)」の現状や課題を理解するだけでなく、その問題解決策まで考える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業では「地域」を「農山村(中山間地域)」に絞り、農山村の根幹的産業である農林業や農山村の集落の現状と課題について理解することを目標にする。さらに、その学習だけでなく、その問題解決までも構想できるようになることも目標にする。本授業では、テキストとして、①日本村落研究学会編『むらの社会を研究する:フィールドからの発想』(農山漁村文化協会、2007年)、②日本村落研究学会編『むらの資源を研究する:フィールドからの発想』(農山漁村文化協会、2007年)を使い、毎回、それぞれ1章分を受講生に発表をしてもらい、その解説と説明をしたうえで、全員で討論を行う。ゼミ形式を導入するため受講者の定員を30名程度とする。もし受講希望者が定員超過する場合は、第1回目の授業でテストを行い、その成績上位から受講生を選抜する。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。ただ開講時のコロナ感染状況が判断できないため、各回の授業形態については初回授業前に学習支援システムにおいてアナウンスする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[未定/undecided]:ガイダンス
授業の進め方や成績評価を説明する。
第2回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(1)
『むらの社会を研究する』の「村落空間」をとりあげる。
第3回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(2)
『むらの社会を研究する』の「都市化とむらの変化」、『むらの資源を研究する』の「むらにとっての資源とは」をとりあげる。
第4回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(3)
『むらの社会を研究する』の「農業の近代化とむらの変化」、『むらの資源を研究する』の「集団的土地利用」をとりあげる。
第5回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(4)
『むらの社会を研究する』の「過疎化とむらの変化」、『むらの資源を研究する』の「水をめぐる排除と協同」をとりあげる。
第6回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(5)
『むらの社会を研究する』の「縮小化する世帯・家族と家の変化」、『むらの資源を研究する』の「森林問題と林野資源の可能性」をとりあげる。
第7回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(6)
『むらの社会を研究する』の「今、農村家族の問題は何か」、『むらの資源を研究する』の「日本における農政の変遷と地域政策」をとりあげる。
第8回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(7)
『むらの社会を研究する』の「農山村の開発に伴う環境破壊」、『むらの資源を研究する』の「農業技術と自然」をとりあげる。
第9回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(8)
『むらの社会を研究する』の「自然環境と歴史環境の保全活動」、『むらの資源を研究する』の「近代農法の成果と限界」をとりあげる。
第10回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(9)
『むらの社会を研究する』の「農村女性とパートナーシップ」、『むらの資源を研究する』の「有機農業をめぐるむらのコンフリクト」をとりあげる。
第11回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(10)
『むらの社会を研究する』の「担い手としての高齢者」、『むらの資源を研究する』の「農村の多元的価値を『引き出す』ツーリズムを目指して」をとりあげる。
第12回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(11)
『むらの社会を研究する』の「限界集落論からみた集落の変動と山村の再生」、『むらの資源を研究する』の「農業共同化の背景と生産組織の展開」をとりあげる。
第13回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(12)
『むらの社会を研究する』の「戦後農政の展開とむら」、『むらの資源を研究する』の「家族構成の変化と兼業化」をとりあげる。
第14回[未定/undecided]:テキストの輪読・発表・討論(13)
『むらの社会を研究する』の「農業者として生きる都市住民の転身」、『むらの資源を研究する』の「農の経営から地域経営へ」をとりあげる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業後は授業内容について復習しておくこと。また次回の授業で内容も読んで、予習をしておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
日本村落研究学会編『むらの社会を研究する:フィールドからの発想』(農山漁村文化協会、2007年)
日本村落研究学会編『むらの資源を研究する:フィールドからの発想』(農山漁村文化協会、2007年)
ただ上記テキストは絶版のため、授業で扱うテキスト部分のみ、学習支援システムにおいて配布する。
参考書References
参考文献は授業で随時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加状況(発表内容、討論への参加姿勢など)を50%として評価する。さらに学期末に課すレポートを50%として評価する。なお受講者の人数次第では評価方法を変更することがある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ゼミ形式で授業を進めるため、なるべく多くの履修学生の意見に耳を傾けたいと考えている。
その他の重要事項Others
受講者が30名程度を超過する場合、初回授業にて選抜する。「地球環境ケーススタディⅠ」を修得済の場合、本科目の履修はできません。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。