人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
EAE300HA(環境解析学 / Environmental analyses and evaluation 300)大気と社会ⅠAtmosphere and Human Environment Ⅰ
丸本 美紀
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2423 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
Weather and climate have been influential in the human activity since the ancient times. The human race has been endeavoring to adapt to the changes of weather and climate. In this lecture, we will learn about climatic impacts on the human environment such as the structure of the atmosphere, various climatic features and climatic disasters in Japan.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
気象や気候は古代より人間生活に密着したものであり、常に人間生活に影響を及ぼしてきました。「大気と社会Ⅰ」においては、人間が住む空間において気候がどのように形成されているのか、気候の構成要素や特性についてと、日本の気象災害の事例を中心に気候や気象の人間社会への影響について学んでいきます。
到達目標Goal
1. 気候の構成要素から、日本の気候の特徴を説明することができる。
2. 日本の主な気象災害について、その要因も含めて説明することができる。
3. 日常生活において、どのように気候の影響を受けているのか、功罪両面から考えることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
現在のところ、オンライン授業として開講予定。学習支援システム上で動画・資料をオンデマンドで配信し、毎回ミニレポートを提出してもらいます。各自、学習支援システムで情報をこまめに確認するようにしてください。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:気象・気候の基礎
気候・気象と人間の歴史
第2回:大気の構造
大気の垂直構造、大気大循環、地球の熱収支と水収支
第3回:気候の表現方法1
気候要素と気候因子、気候のスケール、世界の気候区分、日本の気候区分
第4回:気候の表現方法2
熱収支と水収支、気候指数(WBGT、体感気候、温量示数)
第5回:日本の気候1
気象観測の歴史、日本の気象観測網
第6回:日本の気候2
日本周辺の気圧配置と季節による分類、シンギュラリティー、二十四節気七十二候
第7回:局地風、生物季節
海陸風、日本の局地風と風害、屋敷林、自然エネルギーへの転換、生物季節観測、
第8回:春の気象災害
春の天気図パターンとメイストーム(雹、竜巻、ダウンバースト)
第9回:夏の気象災害1
梅雨の天気図パターンと集中豪雨、やませと冷害、エルニーニョ
第10回:夏の気象災害2
盛夏期の天気図パターンと猛暑、ラニーニャ、干害
第11回:秋の気象災害1
秋の天気図パターンと秋雨前線、霧
第12回:秋の気象災害2
台風の特徴と被害
第13回:冬の気象災害
冬の天気図パターンと山雪・里雪、局地不連続線
第14回:まとめ
気候風土―人間を取巻く環境としての気候、環境決定論と環境可能論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
天気予報や新聞、インターネットなど身近な気象・気候情報に関心を持っておくようにしてください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。各回、資料をオンデマンドで配信します。
参考書References
荒木健太郎『雲の中では何が起こっているのか』ペレ出版
仁科淳司『やさしい気候学 : 気候から理解する世界の自然環境』 古今書院
その他、授業内で随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート(70%)、授業内のミニレポート+平常点(30%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
平常点も成績に反映するようにします。
その他の重要事項Others
旧科目名称「人間環境特論(気流と社会環境Ⅰ)」を修得済の場合、本科目は履修はできません。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。