経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB(経営学 / Management 300)税務会計論ⅠTax Accounting I
大下 勇二Yuuji OOSHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4379 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 経営学科専門科目300番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
Course outline
This course deals with corporate income tax and the basic framework of tax accounting in Japan.You will learn the basics of taxable income of corporate income tax which is the core tax of the company.
Leaning Objectives
By the end of the course,studebts should be able to understand the basic concepts and principles of corporate income tax and basic structure of taxable income compared to accounting profit.This course also enhances the development of students'skill in tax accounting practice.
Learning activities outside of classroom
Students will be expected to have completed the quiz after each meeting(on-line test)and mid-term report.Before/after each meeting,students will be expected to spend at least four hours to understand the course content.
Grading Criteria/Policy
Your overall grade will be decided based on the following:
Quiz after each meeting(on-line test)(45%),mid-term report(5%),term-end examination(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
会社の中心的な税金である法人税の課税所得計算の基礎とその基本的な考え方を学習します。これにより、税務会計の基礎を修得し、財務会計との関係と考え方の違いを理解した上で、今日的な企業課税の諸問題を的確に議論できる基礎的能力の涵養を目的とします。
到達目標Goal
経営学部の学生として必要と思われる法人税の基礎、課税所得計算の基礎、益金の計算、原価配分を中心とした損金の計算など、法人税法における課税所得計算の基本的なフレームワークを理解し、財務会計と比較しながら税務会計特有の考え方を理解することを目標とします。これにより、法人課税上の諸問題を考え理論的に整理できる基礎的能力の修得を目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-2」、「DP4」に関連が特に強く、「DP1-1」、「DP1-3」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は対面授業を基本としています(初回のみZoomによるオンライン授業です)。学習支援システム上には、毎回、講義スライドと小テスト(第1回~第14回)をアップロードしますので、授業を受講した後に小テストを受ける形で学習していきます。また、必要に応じて、学習支援システムを通じて課題レポートを課す予定にしております。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:法人税の基礎(1)
法人税の基礎を学習し、法人課税の基本的考え方を理解する。
第2回[対面/face to face]:法人税の基礎(2)
法人税の基礎を学習し、法人課税の特徴を理解する。
第3回[対面/face to face]:課税所得計算の基礎(1)
課税所得計算の基礎を学習し、財務会計の利益計算との関係を理解する。
第4回[対面/face to face]:課税所得計算の基礎(2)
課税所得計算の基礎を学習し、課税取得計算の特徴を理解する。
第5回[対面/face to face]:売買損益等の計算(1)
売上収益の認識等を中心に、売買損益計算の基礎を学習する。
第6回[対面/face to face]:売買損益等の計算(2)
売上収益の原則的な認識基準に対する例外的な処理を学習する。
第7回[対面/face to face]:その他の収益の計算(1)
受贈益、受取配当等(前半)の営業外収益の計算の基礎を学習する。
第8回[対面/face to face]:その他の収益の計算(2)
受取配当等(後半)の営業外収益の計算の基礎を学習する。
第9回[対面/face to face]:売上原価の計算(1)
売上原価の計算の仕組みを学習する。
第10回[対面/face to face]:売上原価の計算(2)
棚卸資産の期末評価の考え方を学習する。
第11回[対面/face to face]:有価証券の譲渡原価の計算
有価証券の譲渡原価の仕組みを学習し、有価証券の期末評価の考え方を学習する。
第12回[対面/face to face]:固定資産の減価償却(1)
減価償却計算の仕組み、償却の特例および取得原価の算定の考え方を学習する。
第13回[対面/face to face]:固定資産の減価償却(2)
耐用年数、残存価額および償却方法の考え方を理解し、償却限度額の計算を学習する。
第14回[対面/face to face]:繰延資産の償却
税法上の繰延資産の考え方を学習し、税法固有の繰延資産を理解する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義スライドで予習・復習する形で学習を進めて下さい。レポート、小テスト、最終試験の実施を予定しております。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・講義スライド(学習支援システムの「教材」にアップロード)。
参考書References
・大下勇二著『税務会計Ⅰ・Ⅱ』(2019年)法政大学通信教育テキスト(図書館所蔵)
・渡辺・山本著『法人税の考え方・読み方』税務経理協会
・成松洋一著『法人税法 理論と計算』税務経理協会
成績評価の方法と基準Grading criteria
今期の成績評価の方法と基準は以下のとおりです。
1)毎回、学習支援システム上の「テスト」で、小テスト(第1回~第14回)を受けてもらい、これを成績に反映します。
2)課題レポートを提出してもらい、これを成績に反映します(1回程度)。
3)定期試験期間内の最終試験を受けてもらい、これを成績に反映します。
成績評価の配分は、小テスト(全14回)45%、課題レポート(1回程度)5%、定期試験による最終試験50%です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
小テストの結果を定期的に観察して、授業内容の理解をその都度確認する取り組みをしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システム、パワーポイント、さらには初回のオンライン授業ではZoomを用いますので、これを利用できる環境を準備して下さい。学習支援システムの「お知らせ」「教材」「課題」「テスト」などを定期的に見るようにしてください。
その他の重要事項Others
本科目は会計関連の専門科目と密接に関連しています。1年次の簿記入門Ⅰ/Ⅱ、2年次の会計学入門Ⅰ/Ⅱを履修しておくことが望ましく、また、平行して、財務会計論Ⅰ/Ⅱ、国際会計論Ⅰ/Ⅱを履修し、会計学の基礎を理解しておくと、本講義の理解がより一層促進されます。法人税等の税金関連の新聞記事をほぼ理解できるように頑張りましょう。