経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB(経営学 / Management 300)経営組織論ⅡBusiness Organization II
長岡 健Takeru NAGAOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4364 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 経営学科専門科目300番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
[Course Outline]
In our everyday life, we have consciously or unconsciously many contact points with “organisations” in various ways. However, the casual and frequent contact would sometimes lead us to getting indifferent to “organisations”, and possibly prevent our deep understanding of the nature of “organisations”.
In this course, by using the conceptual tools of Management Organisation Theory, we carry out both theoretical and practical analyses into the three facets of business organisations; (1) individual behaviours, focusing on learning, motivation, leadership, and so on; (2) functions of small groups, focusing on communications, creative collaborations, and so on; (3) structures and cultures of whole organizations, focusing on organisational change, innovation, diversity management, and so on.
[Learning Objectives]
The objectives of this course are :
(1) to deepen the understanding of various aspects of business organisations in the context of the modern society in Japan, and
(2) to sharpen the insight into both individual and group behaviours in Japanese business organisations, and the contexts in which the organisational behaviours are situated.
[Learning Activities outside of Classroom]
The learners in this course are expected to to have read the relevant chapters from the texts, as well as to complete the required assignments, which are the term-end academic essay, 4 short reports about guest lectures, and 4 reflection papers about the lectures.
[Grading Criteria/Policies]
Grading will be decided based on the term-end academic essay (40%), 4 short reports about guest lectures (20%), and 4 reflection papers about the lectures (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日常生活の中で、私たちは様々な「組織」に関わっています。しかし、日常的経験があるが故にかえって深く考えることをせず、その結果として、本質的な理解が妨げられることも多いのではないでしょうか。
この授業では、経営組織論の概念をもとに個人、集団、組織全体についての考察を進め、現代社会における「組織」の諸側面を深く理解すると同時に、組織における個人・集団の振る舞いや、経営組織の活動の背後にある意味を洞察する力を磨いていくことをめざします。
到達目標Goal
(1)多様な組織観・人間観をもとに、現代社会における組織の諸側面について多面的かつ批判的に考察できる。
(2)経営組織論の視点から、組織における個人・集団の振る舞いや、現代社会における組織の活動の意味を説明することができる。
(3)組織における個人・集団の活動や、現代社会における組織の活動に関する本質的な「問い」を主体的に見いだすことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-4」、「DP4」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
秋学期の授業(経営組織論Ⅱ)では、「組織変革とマネジメント」という視点から、関連する概念や理論をもとに、現代社会における経営組織の活動の背後にある意味を読み解いていきます。具体的には、①組織構造、②組織文化、③社会と組織、④変化と適応、という4つのテーマに関する様々なトピックを取り上げ、多面的かつ批判的な考察を進めます。
授業の進め方については、「参加者が主体的に考える場」の実現をめざして運営します。テーマ毎に、2週を1モジュールとした授業構成とします。各モジュールでは、テーマに関する講義を行いますが、受講者が主体的に考え、発言する機会(twitterを使用)をできる限り設けていく予定です。さらに、ゲスト講義では、それぞれのテーマに関連した事例や検討課題を取り上げ、講義の中で学んだ理論/概念との関係を意識しながら、現実社会における「組織」の諸側面を読み解いていきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
授業のねらいと進め方についての説明と導入講義
第2回[オンライン/online]:組織構造①
組織設計の視点とピラミッド型組織の基本原理
第3回[オンライン/online]:組織構造②
組織形態のフラット化・ネットーワック化の進展
第4回[対面/face to face]:事例研究①
「組織変革とマネジメント」の事例に関するゲスト講義
第5回[対面/face to face]:組織文化①
企業文化論から見た日本的経営の特徴
第6回[対面/face to face]:組織文化②
社会変化に抵抗する組織文化の問題点
第7回[オンライン/online]:事例研究②
「組織変革とマネジメント」の事例に関するゲスト講義
第8回[対面/face to face]:社会と組織①
働き方の変化(第四次産業革命とSDGs)
第9回[対面/face to face]:社会と組織②
ダイバーシティ・マネジメントの 可能性と課題
第10回[オンライン/online]:事例研究③
「組織変革とマネジメント」の事例に関するゲスト講義
第11回[オンライン/online]:事例研究④
「組織変革とマネジメント」の事例に関するゲスト講義
第12回[対面/face to face]:変化と適応①
組織変革を阻む要因とその対応方法
第13回[対面/face to face]:変化と適応②
学習棄却(アンラーニング)の意味と方法
第14回[対面/face to face]:ラップアップ
秋学期の授業で取り上げた諸概念の振り返りと総括講義
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
(1)各回の「講義項目」と「学習内容」を確認し、参考書(1)『経営組織』の該当箇所を読み、疑問点などを整理した上で、授業に臨んでください。
(2)テキスト・参考書以外に、各テーマに関連する文献を適宜紹介していきますので、自分の興味・関心に沿ったものを選び、読み進めてください。
(3)各テーマ(モジュール)ごとに振り返りレポートを作成します(合計4回)。この振り返りレポートは成績評価の対象となります(成績評価中40%)。
(4)本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
各講義に関連した資料を配布します。資料は「学習支援システム」上にPDFファイルでアップします。各自で事前にダウンロードした上で、授業に臨んでください。
参考書References
以下に挙げたものは、春学期・秋学期に共通した参考書です。この3冊以外にも、各回の講義テーマに関連する文献を紹介していきます。
(1)金井壽宏 『経営組織』(日経文庫) 日本経済新聞社
(2)ロビンス,S.P.『組織行動のマネジメント』 ダイヤモンド社
(3)グロービス経営大学院 『グロービス MBA 組織と人材マネジメント』 ダイヤモンド社
成績評価の方法と基準Grading criteria
(1)最終レポート(1回): 40%
(2)振り返りレポート(4回): 40%
(3)ゲスト講義へのコメント(4回): 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度はできる限り具体的事例を取り上げて検討していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
(1)zoomを使ったオンライン授業(リアルタイム配信型)を受講するための機器と環境は各自で準備してください(詳細については事前資料として配布する「受講の準備と注意点」を参照してください)。
(2)受講者が主体的に考え、発言する意見交換の場として、twitterを活用する予定です。受講者はtwitterのアカウントを設定し、授業中にアクセスするための機器を各自で用意してください。
(3)上記【テキスト】で説明した通り、授業中に使用する資料を、事前に「授業支援システム」からダウンロードすることも必要です。
その他の重要事項Others
(1)オンライン受講の準備については、事前資料として配布する「受講の準備と注意点」を参照してください。
(2) 『経営学総論Ⅰ/Ⅱ』もしくは 『組織論入門』を事前に履修していることが望ましい。
担当教員のウェブサイト
(1)プロフィール
http://www.tnlab.net/profile.html
(2)ゼミ活動
http://www.tnlab.net/seminar/
(3)フェイスブック
https://www.facebook.com/takeru.nagaoka.9
(4)ツイッター
https://twitter.com/TakeruNagaoka