経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA(経営学 / Management 300)演習3Seminar 3
大木 良子Ryoko OOKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4683 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4,木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
1. We will learn Industrial Organization theory to understand how markets work in a logical way and to obtain a new perspective on firms’ behaviors.
2. Through writing a case study and a graduation thesis, students get the ability to analyze real-world examples by applying microeconomic theory.
3. In addition to knowledge acquisition, this course provides training of logical thinking, presentation and discussion skills.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
1.ミクロ経済学のツールを用いて、企業や市場の分析を行い、産業組織論について専門的な知識を得る。
2.関連する最近の事例を詳しく調べてまとめ、経済理論を用いて分析できるようになる。
3.知識を身につけると同時に、問題意識を持つ訓練、またプレゼンテーションの技術、論理的に議論を構築する力をつける。
到達目標Goal
ミクロ経済学の考え方を身につけ、自分の考え方や他の学問分野との違いを明確にすることにより、社会に対する複眼的な視点を得ることができるようになる。
考える力、書く力、説明する力を身に付けることで、自分なりの考えを導き、伝えるプロセスを確立する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1.テキストの輪読:各自で教科書の指定された章を事前に読み、グループで質疑応答・ディスカッションを行います。その後、グループごとに成果の発表を行い、残る疑問点について報告者、教員とインタラクティブに解決していきます。また、報告者は、練習問題・ディスカッションテーマを用意します。
2.文章の書き方・読み方:学術的文章のルールを学びます。また、新聞・雑誌記事のロジックの整理をグループで行い、その成果をゼミ全体で共有します。ロジカルに読み解くだけでなく、ロジカルな文章を書けるようにトレーニングします。
3.インゼミの準備:担当テーマについて、詳細を調査し、事実を整理して意味を導出します。12月に行われるインゼミに向けて、プレゼンテーション、質疑応答の準備をします。
4.レポート執筆:インゼミテーマに基づき、単独または共同で1~2万字程度のレポートを執筆します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
テキスト報告の具体的なひな形を説明し、報告の順番を決める。
その他ゼミの進め方について情報共有し、スケジュールや役割分担等を決定する。
2:テキストの輪読・ロジカルシンキング
・テキスト0章
・新聞・雑誌記事の要約、ロジック整理
3:テキストの輪読・ロジカルシンキング
・テキスト1章
・新聞・雑誌記事の要約、ロジック整理
4:テキストの輪読・ロジカルシンキング
・テキスト2章
・新聞・雑誌記事の要約、ロジック整理
5:ロジックツリーの理解
・日本語論文を読み、グループごとにそのロジックツリーを作成する
・ロジックツリーに基づき論文の要約を作成する。
6:学術論文のルール
学術論文執筆の際に必要となる引用の考え方など基本ルールを学ぶ。新聞記事などと比較し違いを認識する。
7:テキストの輪読・ロジカルシンキング
・テキスト3章
・新聞・雑誌記事の要約、ロジック整理
8:テキストの輪読・ロジカルシンキング
・テキスト4章
・新聞・雑誌記事の要約、ロジック整理
9:テキストの輪読・ロジカルシンキング
・テキスト5章
・新聞・雑誌記事の要約、ロジック整理
10:テキストに関する復習
テキストについてこれまで学んだ内容に関するグループで応用問題を解き理解を深める。
11:学術的な文章の書き方
例題を通じて、アカデミックな文章のルールについて学ぶ。
12:グループディスカッション:事例研究
産業組織論を用いて、最近の競争政策事例についてグループごとに分析する。
13:インゼミ準備
インゼミのテーマについて、チームに分かれてブレインストーミングを行い調査方針を確定する。
14:インゼミ準備
担当テーマに基づき、夏休み期間中の調査計画をたて、グループ内で分担を行う
現段階でのテーマの共通理解、仮説を持つ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎週テキストを予習し、具体的な質問を考え、授業中の議論への準備をすること。
運営はなるべく受講生に委ねるため、何を勉強したいのか、何を明らかにしたいか、またそのためには何をすればよいのかについて、自主的に取り組み、問題が生じれば自分で解決すること。
事前準備にあたり、分からない箇所があってもかまわないが、分からない部分をはっきりさせて授業中に質問すること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
輪読用テキストとして、以下を指定する。
『産業組織とビジネスの経済学』 花薗誠 有斐閣 2018年
参考書References
文章の書き方、ロジカルシンキング等に関する書籍を適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告・議論への主体的な関わり 50%
指定された提出物 50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の状況に応じて、授業内容を調整していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
ミクロ経済学に関する基本的な知識を習得済みであることを望みます。
この授業は、経済学入門、ミクロ経済学入門Ⅰ/Ⅱ、経営のための経済学、産業組織論Ⅰ/Ⅱと強く関連しています。すべての科目が履修済みであること、または並行して履修することを要望します。
関連科目
経済学入門、ミクロ経済学入門Ⅰ/Ⅱ、経営のための経済学、産業組織論Ⅰ/Ⅱ