経済学部Faculty of Economics
HSS200CA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)スポーツ種目BPysical Exercise B
山内 やよいYayoi YAMAUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K4152 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 体育棟 |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | 初回授業までに学習支援システムで「仮登録」を行い、担当教員の指示を受ける。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 保健体育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 保健体育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course deals with the basic knowledge of yoga to acquire a healthy body and mind, wisdom to live a healthy life, and skills to cope with stresses in a flexible manner by adjusting the body, breath, and mind.
Specifically, through yoga postures, breathing techniques, meditation, and yoga philosophy, students will acquire the ability to regulate their own health and well-being.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
健康とは、身体・心・魂がどれひとつ切り離されることなく、全体として捉えたときに、その人が本来持つその人らしい輝きが放たれる状態をいいます。安定した心と、健やかな肉体。そして平和で穏やかな魂は、人から与えられるものではなく、今を生きる私たちそれぞれが主体的に獲得していくものです。
身体をすみずみまで気持ちよく伸ばしていくと、驚くほど呼吸が深くなる。そして、深い呼吸は安定したメンタリティを産み出す。ヨガの流派は様々あれど、基本は同じ。体を整えると呼吸が整う。呼吸が整うと心が整う。呼吸を通して心と身体をつなげていく作業を「ヨガ」と言います。
具体的には、ヨガのポーズや呼吸法、瞑想、ヨガ哲学を通じて自分自身を健やかに保つ調整力を習得することを目指します。授業では、いくつかの呼吸法とともに穏やかな身体操作を行っていきます。ポーズ毎に内観の時間をもち、身体への気づきの感覚を育んでいきます。
到達目標Goal
調身・調息・調心によって、健やかな心身と、健康に生きる知恵、ストレスにもしなやかに対応できるスキルを獲得する。
・ヨガを通じ自分に意識を向け、外の情報や刺激を惑わされない、安定した自己を育む。
・体の中心点である丹田を鍛え、丹田の強さが生理的安定と精神的安定をもたらすことを実体験から理解する。
・解剖学、東洋医学、呼吸法を通じ、不要な力みを手放し、本来の柔軟性を取り戻す。
・ヨガを通して自分の生活習慣を見直し、健康になるための改善点をみつけ、行動に移せるようになる。
・冥想の実践を通し、生命の働き、自然法則を把握し、自分と他者双方を活かす生き方を見出す。
By the end of the course,
-students will become aware of themselves and develop a stable self that is not distracted by outside information or stimuli.
-students will experience the central point of the body, brings physiological stability and mental stability.
-students will learn to let go of unnecessary tension and regain their original resilience through anatomy, oriental medicine, and breathing techniques.
-students will be able to review their own lifestyles and habits, identify points for improvement, and take action to improve their own health.
-through the practice of meditation, students will gain an understanding of the function of life and the laws of nature, and discover a way of life that utilizes both themselves and others.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
アーサナ(ポーズ)/プラーナーヤーマ(呼吸法)/ 瞑想の実践と自己観察とフィードバック
ヨガの科学的側面と精神的側面の講義
ヨガ哲学講義とグループワークとディスカッション
授業の冒頭で、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション/簡単なヨガ実技
・ヨガの歴史と基本概念
・ヨガの効果、エビデンス紹介
・ヨガを実践する上でのポイント
2[対面/face to face]:姿勢と呼吸(氣:Prana)の学習
・呼吸の解剖学的理解
・呼吸を深める呼吸筋
・呼吸体操の実践
3[対面/face to face]:丹田および丹田呼吸
・丹田とは
・脳と丹田の関わり
・丹田強化法の実践
・丹田を鍛えたあとの、体と精神の安定の観察
4[対面/face to face]:排毒を促す
・ヨガでできる腎臓&肝臓の養生
・身体の不要なものを手放す(排毒)ために必要なこと
・東洋医学から学ぶ柔軟性向上のセルフマッサージ
5[対面/face to face]:アーサナ(ポーズ)①
・アーサナとは
・ヨガの基本ポーズの学習
・ポーズを深めるための関連部位セルフマッサージ
6[対面/face to face]:アーサナ(ポーズ)②
ヨガの伝統的動きである、太陽礼拝運動の実践
7[対面/face to face]:アーサナ(ポーズ)③
・ツイスト/側屈/バランスポーズのポイント
・ポーズを深めるための関連部位セルフマッサージ
8[対面/face to face]:アーサナ(ポーズ)④
パフォーマンスを上げたいアスリート向けコンディショニングヨガの実践
9[対面/face to face]:安定したメンタル(リラクゼーション)/ 呼吸法
リラクゼーションのための呼吸法やアーサナを学習する
10[対面/face to face]:安定したメンタル(集中力&パフォーマンスアップ)/ 呼吸法
集中力&パフォーマンスアップのための呼吸法やアーサナを学習する
11[対面/face to face]:胃腸を整える
ストレスに影響を受けやすい胃腸を養生し働きを高めるためのアーサナを学習する
12[対面/face to face]:「指ヨガ」部分即全体の考え方と実践
心・氣・体にアプローチするヨガの実践
13[対面/face to face]:ハタヨーガと瞑想
心・氣・体にアプローチするヨガの実践
14[対面/face to face]:授業の振り返り
全体を通しての復習と
気づきのシェア
ヨガの実践
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は合わせて1時間を標準とします。
The standard preparation and review time for this class is one hour each week.
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて、資料を配布する。
参考書References
使用しない。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(出席率、授業態度:70%
技術点+レポート点:30%、
授業への取り組み方を総合的に評価する。
Ordinary points (attendance, class attitude: 70%)
Technical points + report points: 30%.
Overall evaluation will be made on the students' attitude to the class.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ヨガのポーズだけでなく、哲学なども織り交ぜながら、日常生活の心身の健康に役立つ内容にしていきたい。