経済学部Faculty of Economics
ECN218CA(経済学 / Economics 200)演習Seminar
原 伸子Nobuko HARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K7050 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 8 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 演習(選択科目) |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 演習(選択科目) |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The aim of this seminar is to study the institution of labour market and the welfare system, which have drastically changed since 1980s. At the same time, principle of welfare state has also thoroughly changed from need for welfare to demand for it. Therefore, we will specially focus on the aspects of deregulation of labour market and marketisation of welfare provision.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
演習のテーマは、現代における労働と福祉の諸問題を学ぶことです。今年度は、福祉国家の変容と社会保障について勉強します。不安定な労働、機能不全に陥った社会保障制度の現状を知ると共に、歴史・理論・政策の観点から労働と社会保障の連繋のあり方について考えます。春学期・秋学期の基本テキストは、4月の最初の講義の時に、日本と欧米の福祉国家制度の比較研究の中から、数冊あるいはいくつかの論文を選ぶ予定です。今年度は卒業論文作成に向けて、個人発表を中心にします。
到達目標Goal
到達目標は以下の二つです。
①理論・歴史・政策の三つの視点を持つこと。
②ゼミでは、さまざまな問題を取り上げながら、ディベートの時間を持ちたいと思っています。自分の意見を明確に述べることができるようになることも到達目標の一つです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP8」「DP9」「DP10」「DP11」に関連。国際経済学科は「DP9」「DP10」「DP11」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の方法は以下のとおりです。
①授業のなかで与えられた課題について発表すること。必ず自分の考えを整理して明確な言葉で述べる。
②合宿(夏)では卒業論文の中間報告をおこなうこと。
③9月以降は、個人報告を中心に進めていきます。
なお、学生の発表や論文については、教員からのコメントをフィードバックするようにしています。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:今年度のゼミの進めかた、テキストの決定
コロナ禍のもとでの労働市場と福祉制度の現状について
2回:日本の社会保障制度、歴史と現状①
研究発表、討論①
3回:日本の社会保障制度、歴史と現状②
研究発表、討論②
4回:日本の社会保障制度、歴史と現状③
研究発表、討論③
5回:日本の社会保障制度、歴史と現状④
研究発表、討論④
6回:イギリスの社会保障制度、歴史と現状①
研究発表、討論⑤
7回:イギリスの社会保障制度、歴史と現状②
研究発表、討論⑥
8回:イギリスの社会保障制度、歴史と現状③
研究発表、討論⑦
9回:イギリスの社会保障制度、歴史と現状④
研究発表、討論⑧
10回:ドイツの社会保障制度①
研究発表、討論⑨
11回:ドイツの社会保障制度②
研究発表、討論⑩
12回:ドイツの社会保障制度③
研究発表、討論⑪
13回:スウェーデンの社会保障制度①
研究発表、討論⑫
14回:スウェーデンの社会保障制度②
研究発表、討論⑬
15回:スウェーデンの社会保障制度③
卒論研究状況についての論評
16回:東アジアの社会保障制度①
研究発表、討論⑮
17回:東アジアの社会保障制度②
研究発表、討論⑯
18回:フランスの社会保障制度①
研究発表、討論⑰
19回:フランスの社会保障制度②
研究発表、討論⑱
20回:フランスの社会保障制度③
研究発表、討論⑲
21回:アメリカの社会保障制度①
研究発表、討論⑳
22回:アメリカの社会保障制度②
研究発表、討論21
23回:アメリカの社会保障制度③
研究発表、討論22
24回:2.3年生中間論文報告①
研究発表、報告①
25回:2.3年生中間論文報告②
研究発表、報告②
26回:2.3年生中間論文報告③
研究発表、報告③
27回:2.3年生中間論文報告④
研究発表、報告④
28回:4年生の卒論報告①
授業のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
レジュメ作成に関して、グループごとに関連文献を十分に調べる。また責任感をもって報告する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
上記の授業計画を予定しているが、4月の最初の授業時に詳しい計画とテキストについて説明する。
参考書References
その都度、適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点30%、卒業論文70%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生が積極的に発言し、楽しく活気あるゼミになるように工夫していきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パワーポイント、DVD。