文学部Faculty of Letters
PSY100BG(心理学 / Psychology 100)心理統計法Ⅰ心理統計法Ⅰ
三浦 大志Hiroshi MIURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3701 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the basic concepts and methods of statistics. This course mainly deals with descriptive statistics.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
心理学をよく理解するために必要である、基本的な統計の手法を学ぶ。この授業では記述統計を主に扱うが、推測統計も一部取り扱う。
到達目標Goal
この授業の目標は
・尺度水準や代表値、散布度や相関係数などの記述統計の概念を理解できる
・これらの値を算出できる
ことである。これらを通じて、心理学の文献を読むために必要な統計的知識の土台を築くことを目指す。また、統計を日常生活と結びつけることによって、統計的なものの考え方を身につけることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
心理学において、データや統計法は必要不可欠である。そのため、この授業では心理統計法の基礎的な事項について説明する。心理学研究の際に統計を効果的に利用出来るようになることが重要であるので、高度な数学的理解は求めない。難しい数式の理解や暗記も求めない。この授業は講義形式だが、演習 (統計処理の作業) やコメントシートなどを随時取り入れる予定である。また、授業のはじめに前回の授業で提出されたコメントシートをいくつか紹介し、フィードバックを行う予定である。第1回の授業で授業方針を詳しく説明するので、受講を考えている学生は出席すること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション・心理統計とは
授業内容・方針についてのガイダンス、心理統計について
第2回:記述統計とは
記述統計
第3回:尺度水準
尺度水準
第4回:分布と代表値
度数分布、代表値
第5回:分布と散布度
分散、標準偏差
第6回:標準化
標準得点
第7回:ここまでの事項の確認
中間テストおよびその解説
第8回:2つの変数の関係1
相関の図と共分散
第9回:2つの変数の関係2
相関係数
第10回:2つの変数の関係3
連関
第11回:推測統計とは
母集団と標本
第12回:標本から母集団を推測する1
正規分布
第13回:標本から母集団を推測する2
点推定と区間推定
第14回:ここまでの事項の確認
最終テストおよびその解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
次回の授業範囲をテキストなどで示すので、目を通しておくこと。
統計は知識の積み重ねが必要不可欠なので、分からない部分を残したまま先に進むことのないように復習すること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
山田剛史・村井潤一郎「よく分かる心理統計」ミネルヴァ書房
参考書References
山内光哉「心理・教育のための統計法<第3版>」サイエンス社
吉田寿夫「本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本」北大路書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
1.授業内容を毎回きちんと理解し、積み重ねていくこと
2.授業の最後に提出するコメントシートに答えることなどで、日常生活に近づけて統計を理解すること
以上の2つが重要であるので、平常点を成績に加味する。中間テストと学期末試験の成績 (70%) と平常点 (30%) を総合して評定する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
後半になると難易度が増すというコメントが一定数ありました。高校の授業で統計を既習の学生にとっては前半部分は易しいかもしれませんが、それで油断して期末テストで失敗する人が散見されるので、油断せず授業・家庭学習に取り組んで下さい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムで資料を配付するので、授業支援システムに登録しておいて下さい。