法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)演習演習
高須 順一Junichi TAKASU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0159 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
【Course outline】
It is a case study about civil law property law. Aiming at the improvement of the ability for interpretation of the civil law, I think it to be significant for the examination of the entrance into a school of higher grade to the law school and various law examinations. It is understood with practice to be connected directly with "a trial and the law course". This year, I want to make it the practice that placed more weight on the acquisition of the enforcement planned revised credit law on April 1, 2020.
【Learning Objectives】
The goals of this course are to understand of contents of the revised credit law, understand the way of thinking of the legal thing, and it is independent and obtains a technique to study.
【Learning activities of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours understanding the course content
Experiment/Practice(one-credit)
【Grading Criteria/Policies】
Grading will be decided based on the normal points in class (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
民法財産法についてのケーススタディです。民法の解釈能力の向上を目指し、法科大学院への進学や各種法律試験の受験に有意義と思っています。「裁判と法コース」に直結する演習と理解しています。
本年度は、昨年度に引き続き、2020年4月1日施行の改正債権法の習得に比重を置いた演習にしたい。
到達目標Goal
2年間のゼミを通じて民法財産法の主要な争点について、ひととおり学習することを目標とします。とりわけ、121年ぶりの抜本改正となった改正債権法の内容を十分に理解してもらえるようなゼミを行い、新民法の実像を理解することを目指します。また、ゼミ受講によって主体的に勉強するというスキルを身につけることができるにようします。法律の知識の習得はもちろんのこと、法的なものの考え方を体得することもできるようにします。
また、12月に京都で実施されるインターカレッジ民法討論会に参加し、プレゼンテーション能力の向上にも務める予定です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
予め設例として提示された紛争事例の当事者の立場に立ってもらい、紛争の解決を目指すシミュレーション方法を採用しています。このような方式を取る関係上、毎回のゼミについて予習を行うことが不可欠です。そして、ゼミ当日は自分の頭で考え、対立当事者に対して自分の考えを主張し説得することを心がけてもらいます。また、私のゼミは単位の取得のみを目的とすることなく、卒業後も付き合っていけるような人間関係を作っていきたいと考えています。「元気一杯、高須ゼミ」のキャッチフレーズのもと、勉強以外の活動も活発に行います。
なお、教室での対面授業を想定しているが、新型コロナウィルスの感染状況によっては、zoom等を利用したオンライン遠隔授業になる場合もある。
ゼミ課題に関するフィードバックは、毎回の授業においてその都度、行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
1年間のゼミの運営方法等を説明する。
第2回[対面/face to face]:シミュレーション問題の実例
実際にシミュレーション問題を利用してゼミを行ってみる。
第3回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その1
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第4回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その2
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第5回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その3
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第6回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その4
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第7回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その1
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第8回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その2
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第9回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その3
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第10回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その4
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第11回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その5
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第12回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その1
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第13回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その2
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第14回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その3
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第15回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その4
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第16回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その5
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第17回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その6
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第18回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その7
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第19回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その8
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第20回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その9
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第21回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その10
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第22回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その11
オリジナル問題を使用してゼミを行なう。
第23回[対面/face to face]:改正債権法の検討その1
債権法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。
第24回[対面/face to face]:改正債権法の検討その2
債権法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。
第25回[対面/face to face]:改正債権法の検討その3
債権法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。
第26回[対面/face to face]:改正相続法の検討その1
相続法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。
第27回[対面/face to face]:改正相続法の検討その2
相続法改正に関する資料等を使用してゼミを行う。
第28回[対面/face to face]:改正相続法の検討その3
相続法改正に関する資料等を使用してゼミを行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
私のゼミでは他大学のゼミとの合同ゼミの実施や、毎年、関西で行われるインターカレッジ民法討論会への参加などの対外的な活動を積極的に行っています。昨年度は早稲田大学のゼミとの間で合同ゼミを行いました。また、インカレ民法は3年続けて3位入賞でした。これらのイベントについても積極的に参加してもらい、民法の実力を付けてもらいます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
私が作成したゼミ教材(問題集)をテキストとして使用します。その他にも、私が法科大学院の民事法演習で使用している教材や、債権法改正に関して法務省が作成した法制審議会資料等についても適宜、利用する予定です。
参考書References
必要があれば、その都度、指摘します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
1年を通じたゼミにおける平常点で成績を評価します(100%)。ただし、ゼミ内においてレポート等を提出してもらうこともあります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケート該当科目ではありませんので、特にありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に使用する予定はありません。
その他の重要事項Others
私は本学の昭和56年度卒業生であり、永年、弁護士を行ってきたものです。司法改革が現実のものとなった今、法曹養成制度も大きく変わろうとしています。このような時代にあって、私は、法律家をめざす後輩の皆さんのために、少しでもお役に立ちたいと考えております。平成16年度に設立された本学法科大学院の実務家教員に就任したのも、そのような考えからです。若い皆さんにとって、勉強よりも大切な何かがあることは、私自身の学生時代の実感からも理解できるところです。しかし、それと同時に自分自身の将来を自分自身の力で切り開くために努力することの大切さも分かって欲しいと思います。熱気あふれるゼミにしたいと考えています。元気な皆さんの参加を期待します。
副題
民法・改正債権法
聴講について
基本的には聴講は予定していません。